手足が冷える原因の改善には自律神経のバランス対策

手足が冷える原因の改善には自律神経のバランス対策

《本ページはプロモーションが含まれています》

冷え性と自律神経の関係

まずは、神経とは何かということを簡単に説明しておきます。人間の脳(大脳・脳幹・小
脳)と脊髄で構成されるのが中枢神経系で、樹木で言えば幹ということになります。そこ
から枝のように延びているのが末梢神経で、自分の意志で動かすことのできる本性神経系
(感覚神経・運動神経)と自分の意志で動かすことのできない自律神経に分かれています。

自律神経とは自分の意志ではどうすることもできない、つまり人間の恒常性(内部環境を
一定の状態に保つ性質でホメオスタシスとも言う)を維持する役目をしています。

           

例えば、光が目に当たると瞳孔が開いたり閉じたりして光の量を調整したり、食べ物を食
べると胃袋が動いたり消化液の分泌を促したり抑制したりして消化吸収をします。

これらは自分の意志ではなく、自律神経が交感神経と副交感神経を使ってそのようにして
いるのです。ところが、さまざまな状況でこの交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
ことがあり(自律神経失調症)、その結果、いろいろな不快症状が現れることになります。

具体的には「頭が重い」「イライラする」「疲れが取れない」「よく眠れない」など、検
査をしても原因となる病気が見つからないけれど何となく不調(不定愁訴)といった症状
が現れるのです。

ザックリとお分かりいただけたでしょうか?このような不定愁訴の1つに冷え性の代表的
な症状があるのです。

そして、やはり自律神経が関係している冷えに恒常性があります。こちらは自律神経が正
しく働くことによる冷えです。人間の体は細胞(特に脳や内臓)が活動するために一定以
上の体温が必要であるため、体温が不足していると脳や内臓に優先して血流を増やそうと
して、手足への血流が減らされてしまいます。これが末端冷え性と呼ばれているものです。

つまり、冷えの原因は「体温が不足している」か「自律神経が乱れている」かのどちらか
が原因ということになります。

冷え性の改善方法とは

冷え性の原因が分かると、改善方法は「体全体の体温を上げること」と「自律神経を整え
ること」であることが解りますよね。体全体の体温を上げるには、運動により筋肉量を増
やすことと、血流に効果的な成分を補給することです。

運動とは「歩く」ことを基本に、ともかく体を動かすことです。外に出る機会が少ない人
でも、掃除をしたり、体操をしたりといろいろ工夫することで十分効果が期待できます。

自律神経の乱れに関しては、さまざまな原因がありますが、その根本になるのは案外少な
いかも知れません。つまり、ストレスなどの自律神経が乱れる大きな原因も、もともとは
自分の中にあるもので「しなければならない」という使命感のようなものが強い人ほどス
トレスがたまりやすいのです。

そこで、自律神経を乱さない生活はどうすればいいのかと言ことですが、マイペースで自
分のリズムで生活することです。そして、そのリズムが乱れそうになったら「大きく深呼
吸」をしてリズムを整えることです。

           

たったそれだけのことですが、自律神経のバランスが整うだけで、心は落ち着き、呼吸が
整い、血液の流れが良くなり、体調もみるみる回復していきます。

すると、その変化は周囲の人にもハッキリと伝わり、好感度も上がることで、更に人生そ
のものにも大きな変化が感じられ、これまでとは別人のようになるはずです。

ただ、がむしゃらに頑張るだけでは、仕事の質は下がり、プレッシャーに潰され、自律神
経が乱れて体調不良で沈みがちというのとはだいぶ違います。

もし、今あなたが冷え性に悩んでいるなら、自分自身を変えるチャンスかも知れません。



 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク