1.肩こりの原因とは
一般的には、肩がこるとマッサージや塗り薬、貼り薬を思いつくことが多いですが、それ
は一時的に症状の緩和につながることがありますが、悩みの解消の期待はできません。も
っと基本的なところを見直してみる必要があるのです。
肩こりの主な原因は、長時間のデスクワーク、スマ―トフォンの使用、悪い姿勢、運動不
足、体の冷えなどです。これらはすべて、筋肉の緊張を引き起こす有力な要因とされてい
て、結果、肩周辺の血流が悪くなって肩こりが生じることになります。

また、単純に肩こりという場合にも、いくつかのタイプがあり、それも合わせて考えてみ
る必要があります。肩こりは「片側型」「首こり型」「頭痛型」「全身型」の4つがあり
ます。
片側型というのは、右肩または左肩のどちらか片側に起きる肩こりで、片側にバッグなど
を掛ける癖があったり、マウス操作などで片側だけに負担が集中するような生活をしてい
る人に多いタイプです。
首こり型とは、パソコンやスマートフォンを使用する時間が長く、うつむくような姿勢を
長時間続けているような人に多い肩こりで、肩から首にかけて強いこりが見られます。
頭痛型とは、肩こりだけではなく、頭痛もともなうタイプの肩こりです。血流が悪くなり
神経を圧迫している可能性があるとされる肩こりです。
全身型とは、肩だけではなく、背中や腰などにも影響が出るタイプの肩こりで、肩こりの
要因以外に生活習慣の影響も反映されていることが多いと言われています。
まずは、自分の肩こりが、どのタイプに近いかを知って、対策を考えることが大切です。
2.肩こりの解消方法
肩こりは日常生活の中に原因が隠れていますので、まずは自分の肩こりの原因が何である
かを突き止めて、そこから改善するための方法を考えることです。ほとんどの肩こりに共
通するのが、姿勢(特にデスクワーク中)と運動不足です。
なので、何から始めたら良いか分からないという人は、とりあえずは姿勢を正すこと、軽
いジョギングやウォーキングなどで全身の血流を促進することです。特にデスクワーク中
心の人は、定期的に姿勢の崩れを修正したり、肩甲骨や首のストレッチなどを行い、肩周
辺の筋肉の緊張をほぐしたり、血流の改善につながるようなことをしてみましょう。1時
間に1度ずつ、5分間程度の休息を上手に挟み、そのときに姿勢のチェックやストレッチ
も行えることが好ましいとされています。

たまに、精神的なストレスが肩こりの原因になっていることもありますので、姿勢・スト
レッチの他に、軽い運動で血行促進と同時にストレスの解消にも役立てましょう。
近年では、もっとも多い肩こりの原因とされているのがスマートフォンです。電車内など
でもよく見かけますが、ほとんどの人は背中や首が曲がり、じっと画面を見つめています
が、首や肩の負担だけではなく、目からの疲労も加わっています。スマートフォンが生活
の一部になっているような人は、気が付いたら「首を前後左右にゆっくり傾ける」「肩を
大きく回す」といった基本的な血行促進のストレッチを意識して下さい。
肩こりは慢性化すると、頭痛・吐き気・めまいなどの症状が現れたり、集中力が低下して
作業効率が下がったり、不眠症になったりすることがありますので、セルフケアを続けな
がら、できるだけ早く原因を突き止めて、肩がこらないような生活を始めましょう。
