「首こり解消」一覧

肩こりとは、首の後ろから、肩・背中にかけて張っている僧帽筋が緊張状態になることで血流が悪くなっている状態です。首こりとは、首を支える筋肉が凝り固まった状態です。

慢性的に肩こりを感じている人に多いのが、頭が重だるい、頭がボーっとする、ふわふわするといった症状で、特に長時間のデスクワークをしている人に多いようです。

日本人の大半が肩こりを経験しているというデータがありますが。特に、中高年以降は骨も筋肉も衰えてくるため、痛みや倦怠感を引き起こすこともよくあります。

頚椎の椎間板が変形したり、骨棘ができたりすることで、椎間孔がせまくなり、神経根を圧迫してしまう状態のことを頚椎症性神経根症と言います。

関節の動きと血圧の関係は、関節の動きが悪いと末梢血管の血流が悪くなり、心臓は「圧」を高めることで血流を確保します。これが高血圧の原因の１つで、血圧と言えば血管はセットですが、この血管をコントロールするのが自律神経で首のこりと関係します。

肩こりは、肩に大きな負担がかかって肩の筋肉がこる状態ですが、首のこりは首に通っているたくさんの神経が影響を受けますので、緊張性頭痛や自律神経失調症による血圧変動、吐き気、めまい、情緒不安定などの症状も出て、ストレスで片づけられる多くの症状とも関係しています。

首の筋肉にこりが溜まると「首こり」状態になり、ひどくなると自律神経失調症の原因になると考えられています。首のこりを解消することで、低下していた副交感神経の働きが正常にもどり、頭痛、倦怠感、めまい、不眠、動悸、血圧、発汗など不快症状が改善されていると言われています。