頭痛・肩こり・逆流性食道炎の原因は猫背であることが多い

頭痛・肩こり・逆流性食道炎の原因は猫背であることが多い

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1.逆流性食道炎と猫背

デスクワークなどが中心の人は、頭痛も肩こりも普通に経験している人が多いと思います
が、実は、逆流性食道炎という病気も同じ原因で起きていることが多いのです。逆流性食
道炎といってもピンとこないかも知れませんが、よくある症状としては、胸焼け・呑酸(
酸っぱいものが上がってくる)、食後に胸やみぞおちあたりが痛いなどです。

つまり、胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流する現象で、それにより食道に炎症を起こす
ことになる病気のことです。胃酸の逆流は健康な人でも見られますが、短時間で治まるた
め特に問題になることはありません。しかし、デスクワークなどが原因で慢性的にそのよ
うな症状が出る場合は、食道の粘膜が胃酸によって炎症を起こし、長期化すると生活にも
問題が出てくるようになります。

             

原因は、何となく想像できると思いますが、食べ過ぎ・早食い、胃に刺激のある飲食、食
後すぐ寝る、喫煙、肥満などが取り上げられることが多いですが、もう1つ、農作業など
で長時間前屈姿勢でいる人やデスクワーク(猫背)の人にも多く見られる傾向にあります。

胃を圧迫したり、腹圧が上昇すると、胃酸が逆流しやすいということから考えれば納得で
きるところですね。逆流性食道炎=猫背というものでもありませんが、ちょくちょく頭痛
や肩こりも起こるという人で、胃酸の逆流も見られるという場合は、その原因は猫背と関
係していると考えてみても見当違いというものでもありません。

猫背になると、体や骨格に歪みが生じ、さまざまな問題が出てきますが、なかでもデスク
ワークやスマホの画面の見過ぎによる首猫背(首が前に出る)は、首の筋肉が硬くなり、
血流が悪くなることで頭痛や肩こりといった症状が現れることになります。

2.猫背の判断と矯正法

日頃から、自分は猫背と自覚している人は、それは間違いなく猫背だろうと思いますが、
自分では猫背と思っていない人でも、案外猫背であることが多いのです。

ときどき、鏡やウインドウに映る自分の姿をじっくり見てみましょう。背中が丸くなって
いたら猫背です。もう少し詳しく言うと、まっすぐに立って横から見たときに、肩の位置
が体の中心線(耳の位置)より前にある場合を猫背と言います。

猫背になる原因としては、高齢者に多いのが、筋肉の萎縮です。体の前側の筋肉が痩せて
小さくなり、機能が低下することで、首や肩が前に引っ張られることで起こります。

これと同じような環境を作り出すのが、パソコン作業などで体が前かがみになり、体の前
にある筋肉を萎縮させている状態で、長時間続けば年齢に関係なく誰にでも起こります。

他にも、運動不足による背骨を支える靭帯の柔軟性の低下、加齢による背骨の椎間板の機
能低下・変形などが原因になっていることもあります。

そこで、猫背を治すにはどうするかと言うことですが、高齢者の場合は、あまり無理をす
ると他の面で支障が出ることもありますので、ある程度は仕方ないという気持ちで、でき
る範囲のことだけで良いと思いますが、若い人でデスクワーク中心の人は、しっかりと実
践していただきたいところです。

猫背の人は、まずはパソコン作業などで椅子に座る姿勢から訂正する必要があります。椅
子と膝の位置を90度にして床に足が着くように座ります。上半身は立っているときと同
じ姿勢を保つようにします。このときにパソコン画面が見にくいならパソコンの位置を変
える、メガネの度数を調整するなどして、できるだけ前かがみにならないようにすること
です。

               

また、ときどき、座ったままでもできる胸張り体操なども取り入れましょう。正しい姿勢
で座り、両ひじを曲げて肩と水平の位置まで上げ、そのまま両ひじを後ろにゆっくりと肩
甲骨が合わさるイメージで胸の縮んだ筋肉を伸ばします。

他にも、いろいろな猫背を矯正する体操やストレッチがありますので、自分に適したもの
を何種類か探しておくと良いでしょう。

最近は、猫背矯正ベルトや姿勢矯正クッションなど、いろいろなアイテムも出ていますが、
私が非常に良いと思ったのが背中ストレッチャーです。矯正ベルトのように取り外しの煩
わしさがないし、ちょっとした隙間時間にも使えるので、とても重宝しています。

まずは、猫背にならないような生活をする、そして、体操や器具を利用して猫背を矯正す
る習慣をつけることで、猫背は次第に改善されていきます。


 

 

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