1.化粧水と保湿効果
スキンケアと言えば、最初に考えるのが保湿ですが、その方法はと言えば化粧水という答
えが多いと思います。しかし、その成果は意外に上がらず保湿効果を実感している人は案
外少ないのです。なぜでしょう?
保湿とは、肌が適切な水分を含んでいる状態を保つという意味です。保湿ケアをする人の
目的もそこにある訳ですが、化粧水を塗るという作業ではそれはかないません。化粧水は、
一時的な潤い効果はありますが、やがて水分は蒸発し、潤いを保つことができないばかり
か、そのときに肌にある水分も一緒に蒸発させてしまうことで、余計に乾燥してしまうと
いうことがよくあります。
テレビのコマーシャルなどでは、1本でいかにも保湿効果があるような説明で売られてい
ることが多いので、そう信じてしまう人も多いですが、実はほとんどの化粧水の9割以上
は水でできていて、保湿成分なんて多少の違いはあっても1%未満というのが多いのです。
そこで、乳液やクリームということになりますが、こちらは乾燥を防ぐ油分ですので、化
粧水を塗ってから使用している人が多いと思います。実は、ここが落とし穴で、その両者
が均等にまんべんなく塗られてはじめて保湿効果がもたらされるのです。極論すれば、化
粧水だけしか塗っていない部分や、乳液・クリームしか塗っていない部分ができれば、保
湿効果はないということになります。
しかも、刻々と蒸発していく化粧水に、まんべんなく乳液を塗るというのは、かなり高等
技術を要します。つまり、ほとんどの人は保湿効果を得るところまで行っていないのです。
2.乾燥肌を治す方法
乾燥肌を治すには、まずは乾燥肌になる原因も知っておく必要があります。もうすでにご
存知の人も多いと思いますが、加齢・紫外線・空気の乾燥・栄養不足が主な原因です。
加齢とともに、肌の潤いを保つための皮脂やその他の分泌物が減少してきますし、ホルモ
ンバランスも乱れやすくなり、乾燥肌になることが多くなります。紫外線はバリア機能を
保つために重要な角質層にダメージを与えます。空気の乾燥は、当然肌内部の水分を蒸発
させます。栄養不足は食事制限や単品料理を好む人は注意が必要ですが、普通にバランス
良く食べていれば、それほど心配することもありません。
これらの要因で乾燥する肌に、しっかり手を加えなければならないのは、加齢による肌の
乾燥ですが、これが一般的にはエイジングケアと呼ばれているもので、30歳を過ぎた頃
から始める人が多くなります。
そこで、加齢による乾燥肌(エイジングケア)で注意すべき点が、化粧水や乳液などによ
る保湿ケアということになるのです。加齢による乾燥肌は敏感になっていることが多いの
で、香料や防腐剤、アルコールなど、肌を刺激しやすいものが入っている製品は避けるの
が無難です。
すでに、化粧水や乳液など、自分の肌に合ったものを使っている人は、それで良いと思い
ますが、まだこれから始めようと思っている人や、従来の化粧品ではイマイチ保湿効果を
実感できていないという人には、保湿化粧品では20年近く揺るぎない人気と販売実績を
持つオールインワンのアクシリオをおすすめします。
また、エイジングケアで大切なことは生活習慣です。睡眠時間や生活環境に問題のある人
は、スキンケアとともに、生活習慣の見直しも考えてみましょう。
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