冷え性の種類と原因・すぐに始められる対策

冷え性の種類と原因・すぐに始められる対策

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1.冷え性の種類と原因

日本人は、女性の半分が冷え性であると言われていますが、実は男性も意外に冷えている
ようで、約3割が冷え性を自覚しているのだそうです。

冷え性の原因は、一般的には「血行が悪くなることで、血液が末端まで流れにくくなり、
熱が伝わらなくなった状態」と考えられていますが、他にもさまざまな原因があり、一概
に決めつけることはできません。ただ、言えることは、冷え性は、自身が感じる不快感の
問題であり、冷えると感じる症状のことです。

よく混同されるのが低体温ですが、低体温は「体の中心部の体温が35度以下」になった
状態のことで、実際に体温が下がっていることを言います。もちろん、体温が下がって冷
えると感じる場合もありますが、体温が下がれば必ず冷えを感じるかと言えば、そういう
ものでもなく、逆に、体温が低くなくても冷えを感じる人もたくさんいます。

つまり、冷え性とは「冷えると感じる症状」であり、低体温とは「実際に体温が下がって
いる状態」ですので、この違いはしっかり覚えておきましょう。

             

冷え性の種類としては、手足の先が冷える四肢末端型、下半身全体が冷える下半身型、全
体が冷える全身型、内臓が冷える内蔵型があります。

四肢末端型は、比較的若い世代の女性に多いとされていて、ダイエットなどによる栄養不
足が原因であることが多いと言われていますので、単純に手足を温めただけでは症状の改
善には結びつきません。

下半身型は、姿勢の悪さや長時間のデスクワークなどが原因となっていることが多く、下
半身の血行不良によるものです。

全身型は、手足の冷えより、倦怠感や下痢といった症状が現れやすいので、冷え性と思っ
ていない人も多いですが、これは基礎代謝が低下していることが原因です。

内蔵型も、全身型と似た症状が現れますが、こちらはストレスによる自律神経の異常が原
因と言われています。

一般的に、女性に冷え性が多いと言われる理由は、男性にくらべて筋肉量が少なく、脂肪
が多いという体質によるものとされていますが、ホルモンバランスの変化による自律神経
の乱れも影響していると言われています。

一方で、男性の冷え性は、加齢やデスクワーク中心による筋肉量の低下や、臓器などの老
化による基礎代謝の低下によるところが多いと言われています。手足などの冷えに、頻尿、
腰痛、肩こりといった症状をともなうことが多いと言われています。

2.効果的な冷え性対策

運動をしているときに体が冷えていると感じる人はあまりいないと思いますが、運動は全
身の血行を改善するもっとも簡単な方法です。と言っても、なかなか始める気にならない
人も多いと思いますが、まずは日常生活において、乗り物を控え、意識してエスカレータ
ーやエレベーターから階段の利用にしたり、通勤路を歩くようにしましょう。ウォーキン
グなども可能な人は、少しだけ歩幅を広げるとか、キビキビ歩くといった程度でも、筋肉
量は増え、基礎代謝も上がりますので、まずはすぐにできることから始めてみることです。

次に、1日の終わりや、仕事の合間に、ストレッチや体操をして、かたまった筋肉をほぐ
し、血行を良くするだけでも、体温は上がりますので、気が付いたときに行なう習慣をつ
けましょう。

             

デスクワークなど、座ったままで過ごすことが多い人で、エアコンなどによる冷える環境
にある人は、季節を問わず、ひざ掛けやカイロなどを利用いて、体を冷やさないようにし
ましょう。また仕事の途中で、冷えているようなところを軽くマッサージしたり、さすっ
たりするだけでも効果はあります。

緊張する場面や、ちょっと疲れを感じたときには、深呼吸をするだけでも、意外に簡単に
血流改善効果が期待できます。

それ以外にも、ゆっくり入浴で温まる、栄養バランスの良い食事、禁煙など、冷え性改善
に良いと言われるものは、どんどん取り入れてみましょう。難しく考える必要はなく、す
ぐにできることをすぐにやるのです。

また、冷え性などの原因のよくわからない症状には、昔から漢方薬が良いと言われていて、
実際に納得されている人も多いようですので、何か1つだけでもという向きには、多少の
出費は必要ですがおすすめできる方法です。


 

 

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