血圧は低すぎても辛いもの、低血圧の原因・症状と改善法

血圧は低すぎても辛いもの、低血圧の原因・症状と改善法

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1.低血圧の原因と症状

血圧が高くて悩んでいる人が多い反面、血圧が低くて悩んでいる人も少なくありません。
血圧が高い人から見れば、低いだけでもうらやましく思えるかも知れませんが、低血圧の
人には、やはりそれなりの苦しみがあります。

低血圧に関しては、確定的な定義というものはありませんが、一般的には上の血圧(収縮
期血圧)が100mmHg 未満の状態とされています。

低血圧は、慢性低血圧と急性低血圧に分けられますが、普通に低血圧と言われているのは、
慢性低血圧の方で、この場合も本能性低血圧と症候性低血圧に分けられていますが、一般
的に低血圧と言われているのは本能性低血圧の方です。低血圧全体の約8割を占めると言
われています。つまり、原因となるような疾患や体の異常がなく、血圧だけが正常値より
低いという状態です。

では、症候性低血圧とは何かと言うと、甲状腺機能低下や糖尿病、アジソン病などの原因
疾患がある場合に起こる低血圧です。原因疾患は他にもいろいろありますし、たまに薬剤
の副作用として現れることもあります。症状としては、どちらの低血圧も同じようなもの
で大きな差はありません。

      

低血圧の症状としては、日常的に疲労・倦怠感、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、たちくら
みといった症状が現れやすくなり、特に活動が活発になる前の時間帯(午前中)に症状が
出やすいと言われています。慢性的に、朝が起きずらい、午前中はスイッチが入らないと
いった人は、血圧を測ってみると良いかも知れません。

本能性低血圧の場合は、すぐに生命にかかわるような状態でもないため、あまり話題にな
りませんが、症候性低血圧の場合は、まずは原因疾患の改善に努める必要があります。

ときどき、急に立ち上がったときや長時間立ち続けたときに、立ち眩みやめまいを経験す
ることがありますが、これは上半身と下半身の血液の移行の変化に対応できなかった場合
に起こる症状で、普段の血圧が正常な人にも起こります。自律神経とも関係していますの
で、自律神経の調整が乱れやすい子供や高齢者・若い女性に多く見られる傾向にあります。

2.低血圧を改善するには

本能性低血圧は「不快」というのが主な症状で、高血圧や症候性低血圧のように、すぐに
治療しなければならないというものでもありませんので、特に不快な症状を自覚していな
いようなら、特別に何もする必要もありませんが、慢性的に頭痛や肩こり、倦怠感、手足
の冷えなどを感じているなら、やはり何とかしておきたいものです。

とは言っても、原因になるような疾患や体の異常がないものをどうすれば良いかわかりま
せんよね。このような時にまずやることは、生活習慣の改善です。食生活では、高血圧症
の人の潜在意識としてあることの逆をすることもありです。つまり、血圧を上げるとされ
ている塩分を摂取し、血圧を下げるとされるカリウムの摂取を控える、といった感じです。

低血圧の人は、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの基本的な成分を欠かさないように
し、規則正しい食生活をすることです。そして、睡眠不足にならないようにしたり、適度
な運動をしたり、普通に健康的な生活と言われることをすれば良いのですが、同時に大切
な注意点としては、規則正しい生活のリズムを保つことです。

        

また、原因が特定できず、体質によるというタイプの不調を改善するには、昔から漢方薬
が良いと言われています。どの症状に焦点を当てるかで処方の仕方も違いますが、一般的
に低血圧や貧血の改善には四物血行散と言われています。

起立性低血圧が多い人は、急に立ち上がったり、起き上がるといった、急な姿勢の変化を
避けるようにすることを意識するだけで、かなりの改善が期待できます。


 

 

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