高血圧は薬では改善しない
高血圧と診断されると、もれなく血圧降下剤を処方されますが、それで一時的に血圧が下
がっても、高血圧が改善したという話は聞きません。ずっと飲み続けることで血圧を低め
誘導しているだけのことで、根本的な治療になっていないということです。
血圧が少しぐらい高くても、数字そのものはあまり気にする必要もありませんが、その血
圧が高い原因には関心を持つ必要があります。
加齢とともに動脈硬化（血管の老化）が進みますので、多少は血圧は上がるのが普通です。
その基準は「年齢プラス９０」と言われています。例えば、６５歳の人なら１５５mmHg
で標準とする考え方です。
それを裏付けるのが、先進国で血圧１４０を超えたらすぐ降圧剤という使い方をしている
のは日本ぐらいで、他の欧米諸国ではほぼ放置状態が普通なんですね。
まぁ、それが良いか悪いかということではなく、少しぐらい血圧が高くても降圧剤を飲む
必要はないということです。少なくとも「年齢プラス９０」を超えるまでは、特に問題が
出るようなこともないような気がします。
中年層の高血圧の原因の大半は運動不足ですので、ウォーキングなどの軽い運動を定期的
に行えば、高血圧はすぐに改善する可能性が高いのです。もちろん、高血圧は生活習慣病
の１つですので、他にも糖尿病や脂質異常症を発症していることもよくあります。
血液中に糖や脂質が増えれば、いわゆる血液ドロドロ状態になりますので、血圧も高くな
るのは誰にでも分かりますね。なので、現在の高血圧が血管の老化によるものか、血液ド
ロドロによるものなのか、よく確かめることもなく、高血圧＝降圧剤というのもどうかと
思うのです。
高血圧の改善にヨモギの力
ヨモギは、生命力の非常に強い、どこにでも生えている雑草の部類ですので、その気にな
れば、散歩のついでに自分で採取ということも可能です。ただ、猛毒のトリカブトもよく
似た感じで生えていますので、自分で見分けがつくようになるまでは、草木に詳しい人と
一緒に採取することをおすすめします。
ヨモギは、高血圧の原因になる血管の老化、生活習慣病の原因になるさまざまな要因に広
範囲で作用すると言われている大自然の恵なんですね。少し血圧が高いからその分下げる
といった医薬品などとはスケールの大きさが違います。（笑）
その効能は、ヨモギと言えば血液を浄化する薬草として昔から親しまれてきました。艾葉
（がいよう）という漢方名もあり、疾（やまい）を艾（止める）薬草という意味です。
その代表的な成分がクロロフィル（葉緑素）で、別名「緑の血液」とも言われ、ガン、浄
血、造血、殺菌、末梢血管拡張、新陳代謝促進、抗アレルギー作用などに威力を発揮しま
す。特にヨモギのクロロフィルは迅速・強力な作用が持ち味と言われているのです。
つまり、ヨモギを摂取することで、血液中の老廃物や不要な物質を排泄して血液を浄化し、
血流が良くなることで、高血圧や冷え性をはじめとする血液関係の症状に優れた効果をも
たらすことになるのです。
ヨモギは昔から、よもぎ餅など食用としても使用されていますが、最も効果的にヨモギの
成分を摂取する方法は、干したものを煎じて飲む「ヨモギ茶」です。
毎日、ヨモギ茶を飲むと、血圧やコレステロールなど、お馴染みの数値が改善されたとい
う話もよく聞きますが、厳選されたヨモギを丁寧に加工したヨモギ茶は、味も香りも高級
和菓子といった感じで、ハーブティとしても楽しめます。
少し血圧が高いから降圧剤を飲もうとしている人に、ぜひ「ヨモギ茶」を試してみていた
だきたいと思います。
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