過敏性腸症候群の改善には肩こりを解消してみると良いかも

過敏性腸症候群の改善には肩こりを解消してみると良いかも

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1.過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群は日本ではあまりよく知られていない病名ですが、日本人全体の約1割が
過敏性腸症候群であると言われていますので、決して珍しい病気というものでもありませ
ん。症状としては「排便の異常」ですが、その現れ方は人それぞれです。つまり、下痢状
態が続いたり、便秘と下痢を繰り返したり、腹痛や腹部に膨満感をともなったり、1日中
トイレのことが頭から離れないといった状態になることもあります。

また、この病気は発症の原因が解明されておらず、検査をしても腸に異常が見られないこ
とも多いため、本人の辛さが周囲の人に理解されにくいという悩みもあるようです。

             

ただ、このようなタイプの病気で思い出すのが自律神経失調症かと思いますが、腸などの
消化管の働きを調節しているのは自律神経で、交感神経は腸の働きを抑え、副交感神経は
腸の働きを活発にする役割をしています。なので、その自律神経のバランスが乱れること
で腸の動きにも異常が生じることになる訳です。

便秘や下痢、便秘と下痢が交互に起こるような症状が3カ月以上続く場合には、過敏性腸
症候群の疑いがあると言われていますが、その症状もストレスや疲労が溜まった状態では
悪化し、就寝中や休日などリラックスした状態では現れにくいといった特徴があります。

典型的な自律神経失調症の症状ですが、自分の努力で何とか生活をコントロールできてい
る場合はまだ問題になることもありませんが、頻繁に下痢や腹痛などが現れるようになる
と(重症化した場合)、仕事にも身が入らない、電車にも乗れないといった支障をきたす
ことにもなります。

2.肩のこりと自律神経

過敏性腸症候群を改善するにも、そもそも原因がわからないというのでは治療の仕方がな
いということですので、病院へ行っても症状を緩和させるための薬物を処方する程度のこ
とになります。そして、規則正しい生活習慣やストレスを溜めない生活をするためのアド
バイスを受けるのが一般的な治療法になります。

それで良くなれば問題ないのですが、実際のところ、何も治療していないに等しいのです
から、もし改善されたとすれば、それは精神的なストレスや疲れによる自律神経の乱れが
原因だったということかも知れません。

しかし、それでも改善されない場合は、他に原因があると考えるべきです。近年よくある
自律神経の乱れの原因に肩こり(首こり)があります。仕事やプライベートでもパソコン
やスマホを操作する時間が増えて、肩や首の筋肉が緊張し続けることで血行が悪くなり、
疲労物質が蓄積することで肩こりの症状が現れます。

             

さらに、パソコンやスマホを操作するときの姿勢や、運動不足、眼精疲労なども加わるこ
とで、慢性的に肩や首の負担が増える生活をしています。つまり、交感神経の働きが中心
の生活をしていることになるのです。

そこで、副交感神経の出番を増やすことで、自律神経のバランスを整えることができれば
過敏性腸症候群の改善も期待できる可能性が高いということなのです。

とは言っても、ストレスやパソコン仕事を減らすことは難しいと思いますので、肩や首が
こっていると思う人は、まずは肩こり(首こり)を解消してみることです。ゆったりとし
た気分での入浴、ウォーキングなどの軽い運動やストレッチはよく知られているところで
すが、私は寝る前に10分ほどネックストレッチャーを使っています。気持ちよくなって
トローンと眠くなってきますが、これこそが副交感神経が優位になった証と考えています。

運動不足や眼精疲労といった個々の症状を見直すことも有効な方法ですが、自律神経のバ
ランスを整えるという大局的な改善方法がこれかなと思います。


 

 

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