頭痛持ち?原因のない症状はない、貧血を疑ってみよう

頭痛持ち?原因のない症状はない、貧血を疑ってみよう

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長引く頭痛の種類

15歳以上の約3割が「頭痛持ち」といわれていますので、この言葉に反応する人は少な
くないと思います。とは言っても、頭痛の原因も症状も1つではありませんが、大きく分
けると「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発性頭痛」の3つとされています。

片頭痛というのは、女性に多く「月経周期」と「ストレス」の影響を受けていることが多
いと言われていますが、遺伝的な要因もあり、母親に片頭痛がある場合はそれを受け継い
でいることも多いと言われています。

職場や家庭でのストレスから解放されて気が緩んだときに発症しやすいと言われていて、
脳血管の拡張や炎症、三叉神経などの影響によると考えられていますが、実は詳しい原因
はまだよくわかっていないのです。

             

緊張型頭痛は、頭痛の中でももっとも多く、慢性頭痛の悩みを持つ人の6割以上がこのタ
イプと言われています。頭痛は1日中続きますが、特に夕方頃に重くなることが多いと言
われています。ストレス頭痛という表現もあるように、原因は精神的なストレスだけでは
なく、長時間のデスクワークによる眼精疲労なども関係しています。

群発性頭痛は、1~3年に一度程度とあまり多く発症しませんが、一度頭痛が始まると毎
日周期的に発作が起こり1~2か月続くと言われ、激痛とともに目の充血、鼻水、発汗な
ども伴うことが多いようです。こちらは若い男性に多く発症すると言われています。

このような症状が長期間続くと、さすがに誰でも不安になって病院を訪ねることが多いと
思いますが、片頭痛や緊張型頭痛は「いつもの頭痛」だからと耐えている人が多いようで
す。もちろん、長年にわたって悩んでいる人は、それなりに痛み止めなどの対処法も用意
していると思いますが、それが根本的な頭痛の解消法になることはありません。

頭痛の原因と解消法

放置しきれない群発性頭痛や体質遺伝・生理周期など個人的な要因で起こる頭痛には、専
門家のアドバイスを聞いたり、生活習慣を改めたりしてして、頭痛になるきっかけを少な
くするような生活をすることが大切な対処法になりますが、頭痛の悩みでその数も原因も
最も多いと言われる緊張型頭痛には根本的な原因があることが多いと言われています。

それは「貧血」による酸素不足で全身の負担が増えたり、脳の酸欠による頭痛です。脳の
酸素が不足すればズキンズキンと片頭痛のような痛みがあり、血行不良で全身の筋肉が緊
張状態にあるような場合は頭が重いといった症状が現れると言われています。

           

貧血は「疲れやすい」「動悸。息切れ」「疲労が回復しない」など、オーバーワーク状態
ともよく似ていますが、貧血が原因でオーバーワーク状態に陥っているということも珍し
いことではありません。

もともと「顔が青白い」「まぶたの裏が白い」「めまい」などの症状を経験しており、さ
らに頭痛の悩みを持ち合わせているという人は、頭痛対策の前に「貧血」を改善してみる
ことです。たとえ、頭痛が改善されなかったとしても、貧血は万病の元でもありますので、
これを機に貧血を改善しておくことは決して無意味ではありません。

実際、緊張型頭痛で悩む人の多くが、健康診断ではまだ貧血と判定されないまでも隠れ貧
血状態であると言われています。また女性の約8割が「頭痛の悩み」を持っていることと、
女性の貧血は男性の10倍と言うことが無関係であるとも思えません。

貧血の改善方法は、いろいろなところで、さまざまな方法が紹介されていますが、いずれ
も納得はできても、なかなか実現できそうではありません。深刻な貧血状態でなくて、頭
痛対策のための貧血対策としてはサプリメントなどを利用して「続けられること」を優先
させることだと思います。




 

 

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