女性に多い「隠れ貧血」の代表的な症状と改善方法!

女性に多い「隠れ貧血」の代表的な症状と改善方法!

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隠れ貧血の状態とは

血液に含まれる一般的なヘモグロビンの濃度の正常値は、男性で13g/dl、女
性12g/dl、とされていて、この数値に達していれば正常で、貧血と診断され
た人が改善目標とする数値でもあります。

ただ、ヘモグロビン値は正常であっても、体内の貯蔵鉄が不足していることが
よくあり、全身倦怠感など「何となく体が不調」といった女性の不定愁訴の原
因になっていることが多いと言われています。このような状態に陥っている人
の多くは、体に必要な鉄分量が不足していることが多く「潜在性鉄欠乏症」と
いう状態で、メディアなどでは「隠れ貧血」とも呼ばれています。

では、ヘモグロビン濃度が正常値である潜在性鉄欠乏症はどうして見分けるの
かというと、フェリチンの数値を見ることで分かり、フェリチン15ng/ml未
満であれば鉄欠乏状態であると判断されます。

この数値を見てもピンとこない人の方が多いと思いますが、実は日本人の女性
全体の20%以上が該当していて、20代から40代までに限定すれば40%
以上の女性が基準値未満と言われているのです。

つまり、約半数の活躍する女性が「隠れ貧血」状態にあるということになれば、
それはもう他人事ではありませんよね。

             

しかし、あまりにも多すぎるため、よく似た症状を示す人も至る所に存在して
いて、自分だけが特別という意識もなく、お互いに「若い頃にくらべて元気が
なくなったのは年のせい」だといった感覚で、病院で治療を受けるというとこ
ろまで考えが及ばない人がとても多いのです。

ところが実際に鉄不足を解消する努力をして正常値に戻った人は、以前の体調
がハッキリ異常だったと感じる人も多いと言われています。

隠れ貧血を改善するには

アメリカの血液学会の報告では、ヘモグロビンが正常でフェリチンが低い人に
鉄剤を投与した結果、全身倦怠感が明らかに改善されたとされています。

これは、鉄剤を投与すれば、日本には1000万人以上も元気になる女性がい
るということになります。もしかしたら、あなたもその1人かも知れません。

それでも、その傾向が一向に改善されない大きな原因の1つは、ほとんどの人
が鉄分不足の「疲れ」や「倦怠感」が病気だと考えておらず、血液検査まです
る人がほとんどいないということにあります。

       

また、血液検査は一応していても、本人が貧血を自覚していないのではフェリ
チンの検査まですることはありません。そして、医療関係者ですら現状ではフ
ェリチンを重要視していないことも多く、ヘモグロビン数値が悪化してハッキ
リ貧血状態になるまで放置されているというのが現実なのです。

最近どことなく「疲れる」とか、少し動いただけでも「息切れ」がするといっ
た症状のある人は、血液検査を受ける際には「フェリチン検査」も依頼してみ
るとか、サプリメントの類でもいいのでしばらく「鉄を補給」してみるだけで、
あなたの症状がちがってくる可能性が高いと言えます。

当然ですが、そのような状態にある人は、ダイエットやインスタント食品など
は極力避けて、少しでも鉄の補給につながる生活にシフトする必要があります。

ヘモグロビンの数値に現れない「隠れ貧血」の正体は「貯蔵鉄」の存在にある
のですが、実はこの貯蔵鉄は体内にある鉄全体の約3割にもあたります。なの
で、貧血と診断されるまでにもかなり時間に余裕がありますが、逆に完全に回
復するまでにも相当の時間(数カ月)がかかることになります。

         

そのため隠れ貧血の人が鉄を補給して間もなく症状が改善されても、正常な状
態に戻るまでには、更に数カ月間は鉄を補給し続ける必要があるのです。

病院へ行くほどでもないけど、何となく不調の皆さんは、一度「鉄」の補給を
考えてみることで、意外なほど元気になるかも知れませんよ。



   

 

 

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