夏の就寝中のこむら返りは熱中症を疑ってみる

夏の就寝中のこむら返りは熱中症を疑ってみる

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1.就寝中のこむら返りの原因

こむらとは「ふくらはぎ」のことで、こむら返りとはふくらはぎが痙攣を起こすことを言
いますが、ときには足の裏や足の指の痙攣も含めて、そのように言ことがあります。

なぜそのような症状が出るのかというと、実は、はっきりとした原因はまだ解明されてい
ないのですが、一般的には、脳からの信号を伝達する神経に異常が生じ、特定の筋肉だけ
に信号が伝わることで、筋肉の異常な収縮を引き起こしていると言われています。

           

では、神経伝達経路の不調はなぜ起こるのかというと、ほとんどの人が経験しているのが
運動や仕事などで、筋肉に緊張を強いる状態を続けたときだろうと思います。しかし、近
年は昼も夜もエアコンで冷やされる環境にいる人は、冷えによる血行不良が原因で足がつ
るということも珍しくありません。血行不良は、筋肉に必要な栄養を届けたり、老廃物を
取り除く機能が低下することで、筋肉の痙攣が起こりやすくなるからです。

また、それとは逆に、野外で活動する人や、室内でじっとしている人でも、大量に汗をか
く人は、ナトリウムやカリウムなどのミネラル類も失われてしまいます。これにより、体
内のミネラルバランスが崩れると、筋肉が正常に働かなくなって、足がつることになって
しまいます。

このような症状を引き起こす原因になるのが、熱中症の初期症状である脱水状態なのです。
熱中症と言えば、昼の炎天下というイメージですが、熱帯夜と呼ばれるようなときは、寝
ている間にも500ccから1リットルの水分が失われていると言いますから、夜間に熱
中症にかかっても不思議な話ではありません。というより、夏の夜に救急車というパター
ンで最も多いのが、この夜間熱中症なのです。

特に、高齢になると、夜間にトイレに行く回数が増えるとかいう理由で、水分摂取を控え
る習慣があったりすると、かなりの確率で熱中症にかかりやすくなりますので、熱帯夜の
予報が出ているようなときは、積極的に水分を補給する必要があります。

2.就寝中のこむら返り予防法

まずは、夜にエアコンを入れて寝る人は、足元が冷えすぎないように工夫しましょう。逆
に、エアコンを入れない人は、夏はベッドサイドに水分補給用のペットボトルを置くよう
にし、喉が渇いて目が覚めたら、すぐに水分を補給することです。ちなみに、経口保水液
と言われるものは、水1リットルに砂糖40g、塩3gを入れてかき混ぜればできますの
で、夜間に限らず、いつでも冷蔵庫に冷やしておくと便利です。

             

また、体質的に筋肉の痙攣が起きやすい人は、寝る前にストレッチなどをして、下肢の筋
肉の状態を整えたり、血行を改善する習慣をつけましょう。特に、慣れない靴を履いたと
きや、普段より長く歩いたり、運動をしたようなときは、十分なケアを心掛けましょう。

血行を側面から改善する方法として、ビタミンEや漢方薬などを利用するのも1つの方法
です。特に高齢者で動脈硬化も見られる場合にはおすすめです。

夜間熱中症に関しては、私も昨年あたりから実際に使ってみて、感動的に良いと思うのが
冷却ベストです。もちろん、夜だけでなく、昼間の外出時でも効果は抜群で、もうずいぶ
ん夏の頭痛や不眠、こむら返りは経験していません。余裕があれば、ぜひおすすめしたい
夏のアイテムです。裏ワザとして、冬にはカイロを入れることで、寒さ対策にも活用でき
ますので、とても重宝しています。


 

 

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