バランス機能の低下がめまいの原因、ふわふわめまいは首に問題?

バランス機能の低下がめまいの原因、ふわふわめまいは首に問題?

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1.めまいが起きる原因

めまいと言っても、その原因も症状もさまざまですが、大きく分けると「耳」「脳」「加
齢」ということになります。耳に原因がある場合は、主に回転の動きを捉える三半規管に
障害がでると「回転性めまい」、重力を捉える耳石器に障害がでると「ふわふわめまい」
になり、脳幹へ信号を伝える前庭神経に障害がでると「強い回転性めまい」といった感じ
のめまい症状が見られます。同時に「耳鳴り」「難聴」「耳閉感」などの症状も見られま
す。

脳に原因がある場合は、耳の症状(耳鳴り・難聴・耳閉感)といったものはありませんが、
「物が二重に見える」「手足がしびれる」「手のふるえ」「脱力感」といった脳に障害が
生じているときの症状が現れます。また、めまいの症状も初めて経験するような種類のも
のであることが多いと言われています。

加齢が原因の場合は、いわゆる老化現象で、全体的なバランス機能が低下していくことに
よることが多く、原因を特定できないことが多いようです。めまいと同時に、難聴や耳鳴
りが生じていても、高齢者の場合は、めまい以前の問題として、耳鳴りがしていたり難聴
であることも少なくなく、若い人と同じ基準で判断できません。また、伝達機能が低下す
ることで、本来は回転性めまいとなるような病気でも、揺れるめまいと感じることもあっ
たりで、めまいとその原因がはっきりしないことが多いのです。さらに、視力や筋力の低
下などもめまいの原因になっていたりしますので、脳に原因がある場合のような特別な症
状が見られるときを除き、老化現象による全身のバランス機能の低下によるめまいである
ことが多いようです。

2.ふわふわめまいとは

加齢とともに増えてくるのが「ふわふわするめまい」で、この種のめまいは「一過性」「
緊張時」「耳の病気」「脳の病気」など、あらゆる原因で起こる可能性があります。しか
し、加齢により「ふわふわめまい」の症状があり、ときには肩こりや頭痛も伴うというよ
うな場合は、首のこりというより、頚椎の椎間板の老化によるケースが多いようです。頚
椎椎間板ヘルニアがもっとも分かりやすい例ですが、そこまで行かなくても、寝ている間
に筋肉が緊張しただけでも頚椎がこりやすく、血流が悪くなることで血行障害が起こり、
頭痛やめまいの症状が現れるようになります。最悪、頚椎椎間板ヘルニア(頚椎の軟骨が
飛び出す)になると、船から降りたときに、ふわふわとして安定しないようなめまいの症
状を感じることになります。

ふわふわめまいだから頚椎椎間板ヘルニアと断言できませんが、歩行障害や言語障害、感
覚障害など脳が病気の症状や、天井がグルグル回るといった耳の障害による症状でない場
合は、まずは首のこり(頚椎の老化)を考えてみると良いかも知れません。

頚椎に問題があるとしても、老化ならどうしようもないと思われるかも知れませんが、頚
椎そのものは若返ることはないにしても、めまいを防ぐ方法はいくつかあります。まずは、
パソコン作業やスマホ操作は必要最低限に抑え、できるだけ正しい姿勢を保つようにしま
す。次に、ふわふわした感じの枕を使っている人は、すこしシッカリ感のある枕に変えて
みましょう。個人的には、昔ながらの「そば殻まくら」がおすすめです。実は、枕を変え
てみるだけで、首はずいぶん楽になります。私も。肩こり・頭痛・ふわふわめまいで困っ
ていましたが、枕を変えてから不思議なほど解消されましたので、中高年以降の人には枕
の見直しをおすすめします。





 

 

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