前触れなく突然発症する血栓症の初期症状と予防する方法

前触れなく突然発症する血栓症の初期症状と予防する方法

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1.覚えておきたい血栓症の基本

血栓症とは、血管内に血の塊ができて血管をふさぐことで血流が止まってしまう病気のこ
とを言いますが、この血の塊のことを「血栓」と言います。脳梗塞や心筋梗塞は血栓によ
る代表的な病気で、血栓ができる場所と症状による病名の違いはありますが、内容的には
いずれも同じです。このような命にかかわる重大な病気を引き起こす可能性があるものの、
血栓症は何の前触れもなく突然発症するため、その発症予測は難しく、せいぜい発症リス
クとなる生活習慣や食習慣、運動習慣を見直して予防につとめる以外に方法がないという
厄介な病気です。

血管には動脈と静脈があることをほとんどの人は知っていると思いますが、血栓症もそれ
ぞれの血管に起こり「動脈血栓症」と「静脈血栓症」の2種類があります。動脈血栓症は
血流の速いところで起き、それにより引き起こされる代表的な病気が「心筋梗塞」「脳梗
塞」「末梢動脈血栓症」です。静脈血栓症は血流の遅いところで起き、その代表的な病気
に「深部静脈血栓症」「肺塞栓(エコノミークラス症候群)」などがあります。

血栓というと、その原因として血液ドロドロなどといった表現が有名ですが、これは主に
動脈血栓症のことを指しています。動脈血栓症の原因とされているのが、糖尿病・脂質異
常症・高血圧などによる動脈硬化症で、血液がドロドロになることで血圧が高くなり、動
脈硬化が起きやすく、その血管壁に異常があると血栓ができやすいという理屈です。

静脈血栓症の主な原因は、長時間座っていたり、ギブスなどで固定していたり、肥満など
による「血流の悪さ」です。また両者の血栓症に共通している原因としては「脱水症状」
があります。特に冬場の水分補給はこまめにするようにして下さい。

2.血栓症の初期と思える症状

血栓症は前触れとなる症状がなく、発症する場所によって病名も症状も異なりますので、
初期に起きやすい症状を覚えておくことで、早めに対処することも可能になります。

手足がしびれたり・しゃべりにくい症状が現れた場合は「脳梗塞」、胸の痛み・呼吸困難
の症状が現れた場合は「心筋梗塞」、同じく胸の痛み・呼吸困難が現れるのが「肺塞栓(
エコノミー症候群)」ですが、そのときの状況による判断も必要です。また、片足に急激
な腫れ・痛みが現れた場合は「深部静脈血栓症」とされていますが、いずれの症状も自覚
される頃には、すでに血栓症が発症している可能性が高いので急を要します。

3.血栓症の発症(再発)予防法

血栓ができやすい人は、血液・血管・血流の状態が悪い人です。高齢者・心臓や肺などに
持病がある・生活習慣病がある・運動量が少ない・座りっぱなしの時間が長い、といった
ような、「血液がドロドロになる」「血管がボロボロになる」「血流が悪くなる」条件が
揃うことが血栓症発症リスクを高める原因になるということです。

高齢であることは仕方ないにしても、生活習慣病などの病気の改善を目指すことがそのま
ま血栓症予防になったりします。なので、まずは「こまめに水分補給」「適度な運動(ス
トレッチなどでも可)」と健康的な生活を心がけることです。地味なようですが、そのよ
うなことをコツコツ積み重ねることが、結果的に血栓症の予防になるのです。

慢性的にコレステロール値が高い(血液ドロドロ状態)と指摘されているようなら、一時
的にヘルスオイルなどを利用してみるのも良いかも知れません。





 

 

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