よもぎの凄さとは
日本では餅や団子に使われて親しまれているので、ほとんどの人が知っていますし、少し
都会を離れてみると、いたるところで見つけることもできる身近なハーブというより、興
味のない人には繁殖力の強い雑草というイメージかも知れません。
しかし、「和製ハーブ」とか「ハーブの女王」という名称もあり、知る人ぞ知る万能の野
草（薬草）なんですね。そして、その効能の多くは特に女性の悩みに応えてくれる薬草と
して古くから利用されてきました。
和製ハーブということからも、飲めば体が温まり、リラックスする効果はもちろんありま
すが、薬草としての浄血・造血作用、デトックス作用で特に人気があると言われています。
よもぎの葉緑素（クロロフィル）は、他の植物に比べて良質で体内にとり入れられやすく、
豊富に含まれる鉄分との相乗効果で、コレステロール値を下げたり、造血を促進して血液
の循環を良くする働きがあるため、冷え性、貧血、新陳代謝の促進などに効果的に作用し
ます。
また、利尿作用により老廃物や有害物質を排出してくれるため、ダイエットやむくみ改善
に効果が期待できますし、豊富な食物繊維やミネラル類は整腸作用があるため、便秘の解
消、免疫機能の強化にも貢献します。
更に、毛細血管を丈夫にして血流が良くなることで、リンパの流れも良くなり、新陳代謝
が活発になることで、シミやシワ、くすみの生成を抑えて美肌につながります。
と言うと、何でもありの、効果薄かと思われるかも知れませんが、食物繊維やビタミンＡ
で知られているホウレン草よりも、その量は豊富に含まれており、鉄分は牛レバーよりも
多く含まれているのです。
まぁ、ホウレン草は手をかけなければ害虫の影響を受けますが、ヨモギは除草に困るとい
うほど強い植物ですので、それだけ強力な成分を秘めているということでもあります。
ただ、たまに「よもぎアレルギー」の人もいますので、そのような人は注意が必要です。
コロナにも有効？
ヨモギの効能でも述べたように、ヨモギは抗酸化作用、抗糖化作用、免疫機能強化などに
効果があるとして、古くから「艾葉」という名前で漢方薬としても利用されてきました。
今、世界の中心的な話題はコロナウイルスですが、実は、すでにコロナにもヨモギが有効
であると考える学者さんが少なくないのです。ドイツの科学者がヨモギの可能性について
言及してからは、ヨーロッパのヨモギの産地の需要が一気に高まりを見せています。
実際のところはどうなのかと言うと、ヨモギの成分は、体内でウイルスの増殖を阻止して
症状を緩和させる働きがあることは十分理解できます。メキシコなどでも臨床実験中と言
いますから、かなり信憑性の高い話であることは間違いありません。
そして、もともとハーブ療法で実績のあるマダガスカルでは、ヨモギの薬草茶をコロナウ
イルスの治療薬として発売しています。
だからと言って、ヨモギ茶をコロナ対策に推奨している訳ではありませんが、そのような
副産物的なメリットも期待できるということなのです。
ハーブティと言うだけあって、温かくても、冷たくても、とても落ち着いた気持ちにさせ
てくれる香りと味ですし、実際に飲んでみると１週間ほどで手がスベスベしてきました。
また、手荒れもずいぶん良くなってきましたので、美容効果があることはほぼ間違いない
と思います。さらに、私は年中アレルギー性鼻炎だったのですが、今年は花粉もダストも
まるで生活環境が変わったかのように、ほとんど症状がでません。
そう言えば、頻尿？と思うほど排尿回数が増えましたが、便秘になることもありません。
私は煎じて飲むタイプを使用していますが、その理由は、煎じているときからすでに部屋
の中が落ち着いた香りに包まれる雰囲気が好きだからです。
今のあなたが何に悩んでいるかは分かりませんが、どれか１つでも参考になるところがあ
れば、絶対試してみることをおすすめします。
多くを期待せず、まずは１カ月お茶やコーヒー感覚で飲んでみて下さい。きっと想像以上
の満足感が得られると思います。
私のおすすめはこちらのヨモギ茶です。
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