コロナウイルス感染症対策はワクチンより免疫機能の強化

コロナウイルス感染症対策はワクチンより免疫機能の強化

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   コロナ対策は免疫をどう活かすか   

免疫という言葉を聞いたことがない人はいないと思いますが、文字通り解釈すると「流行
り病を免れる」ということで、ウイルスや細菌などの病原体から体を守るために自然に備
わった防衛システムという意味です。

ただし、この免疫は人それぞれ個人差がありますので、同じウイルスに接していても、感
染する人としない人がいたり、感染しても症状の軽い人がいたり、重症化したりする人が
いるかと思えば、発症すらしない人もいます。

この差が、その人の持つ免疫の違いということなのです。そして、この免疫をうまく活用
できれば、今、世界中で問題になっているコロナウイルスにだって、それほど恐れること
もなくなるのです。

             

コロナウイルスと言えば、現在の話の中心になっているのがワクチンで、ワクチンさえ打
てば抗体が出来て安全で、ワクチンを接種しなければ抗体がないため抵抗力もない、とい
ったイメージで捉えられています。

しかし、これまで新型コロナウイルスに感染した人は、ワクチンを打っていた訳ではあり
ません(抗体がない)が、そのまま回復している人の方がはるかに多いのです。これは生
まれながらに備わっている自然の免疫だけでウイルスを撃退できているという何よりの証
になります。

たまたま免疫機能が低下していて重症化したり、亡くなられた人もいますが、そのような
人は、特にコロナウイルスでなくても、やはり重症化することになりますし、ワクチンを
打って抗体ができたからといって、これまでのワクチンで見る限り、有効率は約40%と
言われていますので、安全でない人の方が多いのです。

特に、今回のワクチンのように、まだ実験結果が完全でなく不明な部分が多いものに、予
約までして接種する必要があるのかどうか疑問なところです。

もっと、自分自身の体の力を信じてみても良いのではないかと思うのですが。

   免疫機能を強化するための方法とは   

免疫機能を強化すると言えば、多くの人が考えるのが、特定の食品を食べるとかサプリメ
ントなどを飲むというようなことだろうと思いますが、残念ながら、単独で劇的な効果を
もたらすような食べ物もサプリメントもありません。

免疫機能を強化するには、まずは「血液やリンパの流れを良くする」ことから始めなけれ
ばなりません。と言うと、何か難しそうな気がするかも知れませんが、それほど特別なこ
とをする訳ではありません。

           

その方法は、適度な運動や入浴により体温を上げてリンパ球を増やして活発化させます。
これは、風邪などを引いたとき熱が出ますが、体が体温を上げて免疫細胞を活発化させよ
うとするためで、それと同じ理屈です。

次に、質の良い睡眠をとることです。副交感神経が優位になる睡眠中は、リラックスして
免疫細胞を活性化させます。

そして、栄養バランスのとれた食事です。ビタミン、ミネラル、タンパク質などをバラン
ス良く摂ることと同時に、免疫細胞の約7割は腸内に存在すると言われていますので、腸
内環境を整えるような食品(ビタミン、食物繊維などが豊富な緑黄色野菜など)をしっか
り食べる必要があります。

まぁ、このように免疫機能を強化することは、普通に健康的な生活をするだけのことなん
ですが、やはり一般的に、加齢により免疫機能も低下するのは仕方ありません。そのよう
な加齢による機能低下には、良質のβグルカンなどを補給することも大切です。

コロナウイルスを機に、他力本願のワクチンより、あらゆる病気に立ち向かえる自分の生
体防御機能を見直してみませんか。


 

 

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