血糖値が上がるメカニズムと上げない方法

血糖値が上がるメカニズムと上げない方法

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1.血糖値が上昇する仕組み

食事をして炭水化物(糖質)を摂取すると血糖値が上がりますが、普通は2時間ほどで正
常値(70-110 mg/dL)にもどります。 その血糖値を調整する働きをしているのが
インスリンと言われるホルモンです。

しかし、何らかの原因でこのインスリンの働きが正常でなくなると、血糖値が下がらなく
なり、そのような状態を糖尿病と言います。何らかの原因というのは、インスリンの分泌
量の減少であったり、効力の低下といったことが主なものでが、加齢により身体の機能が
低下すれば、ある程度はそのようになる傾向があります。

一般的には、加齢とともに食事量も減少するものでもあり、それほど血糖値だけが上昇す
るというものでもないのですが、飽食と言われる時代に生きる現代人は、その気になれば
24時間いつでも食べ物が手に入ることもあり、年々、糖尿病患者数が増えています。

             

ただ、血糖値を上昇させるのは炭水化物(糖質)だけですので、ここのところを上手に調
整すれば、糖尿病というのはそれほど怖いものでもありません。

加齢によるインスリンの分泌量の低下は仕方ないにしても、それ以外のインスリン効果を
低下させる要因を取り除くことで、ある程度は正常に近い状態に戻すことも可能です。

それ以外の要因の具体例としては、内臓脂肪があります。いわゆる生活習慣病で指摘され
る、胃や腸などの臓器の周りにつく脂肪ですが、これがインスリンの作用を不十分にして
(インスリン抵抗性)、2型糖尿病を引き起こす主な原因の1つと言われています。

つまり、肥満⇒生活習慣病⇒糖尿病という解りやすいパターンになります。

2.血糖値を上昇させない方法

糖尿病で怖いのは、糖尿病そのものより合併症で、網膜の毛細血管の障害による網膜症、
神経の働きの障害による神経障害、腎臓の糸球体の障害による腎症を糖尿病による三大合
併症と言いますが、他にも、動脈硬化や歯周病などさまざまな合併症を引き起こします。

糖尿病は治らない病気と言われるのは、加齢による因子が含まれているためで、これは若
返る術が見つからない限りどうすることもできません。しかし、後天的な生活習慣病(肥
満)は、その気になれば解消することが可能で、それにより、インスリン作用を高めるこ
とも可能です。

肥満解消のために運動などをすれば、それはそのまま血液中のブドウ糖を消費することに
なりますし、運動により筋肉量が増えれば基礎代謝も上がり、やはりブドウ糖の消費につ
ながります。

           

しかし、もっとも大切なことは、血糖の元である炭水化物の摂取量を減らすことです。た
だし、炭水化物は三大栄養素の1つでもあり、健康な体を維持するためには欠くことので
きない栄養素でもありますので、これを完全に抜くようなことをしてはいけません。

随時血糖値で200mg/dL 、HbA1cが8%レベルなら、まだまだそれほど極端な対
策をするほどのことでもありません。まずは、食生活の改善、適度な運動で、血糖値を安
定させることを考えましょう。とは言っても、まだまだ働き盛りという世代では、その食
生活を安定させることが難しいという話もよく聞きます。

ところが、血糖値と食事は絶対無視できない関係にありますので、自分で調整するのが難
しい場合は、食事のときに桑の葉茶を飲みましょう。桑の葉に含まれる1-デオキシノジ
リマイシンという成分が、糖質の吸収を抑制する働きがあると言われていて、実際、その
効果を実感している人も多くいるようです。同じような働きをするものにサラシア茶もあ
りますが、吸収されなかった糖質はそのまま腸の善玉菌のエサとなって、腸内環境を整え
る効果も期待できるということですので、変なサプリメントなどより、ずっと実践的でお
すすめできます。


 

 

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