１．顔に汗をかく理由

身体に汗をかくには理由があって、その最大の理由は人間の体で最
も大切な脳と中枢神経を守ることにあります。
 
そのため、汗腺は全身に分布しているものの、すべてが同じように
汗を出す訳でもなく、年齢・性別によっても違いがあります。
 
一般的には、脊柱近辺や額の部分が多く汗をかくようにできていて、
生命維持のために合理的な仕組みが備わっているということです。
 
　　　　　
 
私達が気になる顔の汗も、重要な器官であり、熱に弱い「脳」を保
護するために、もともと汗腺が多く分布していることによるのです。
 
とは言っても、汗をかく動物というのは、人間と馬くらいと言われ
ていて、馬はともかく、人間にはどうして汗が必要だったのかとい
うことですが、これはサルからヒトに進化する頃の狩猟生活で、野
山を走り回ると体温が上がり、それに体の組織が耐えきれなくなる
のを防ぐために、熱を下げる仕組みとして備わったと言われていま
す。
 
もちろん、他の動物も体温が上がりますが発汗作用がないため、真
夏に同じスピードで走ると、人間は数時間走り続けることができま
すが、犬など他の動物は１５分くらいでダウンしてしまいます。
 
　　　　　
 
なので、現在の私達の生活では、むしろ邪魔と思われている汗の働
きのお蔭で、人類が他の動物よりすぐれた狩猟能力を持ち、生き残
ってきたとも言えるのです。
 
そこで、汗の歴史はともかく、現実に汗をかくということは、実は
個々人の捉え方によって、その内容も大きく違ってきます。
 
例えば、職場でストレスなどが原因で出る汗も、部下を持つキャリ
アウーマンの感じ方と、一般の女性社員では気になり方にかなり開
きがあります。
 
つまり、仕事で人に会っているときに汗をかくということそのもの
がマイナスとネガティブなイメージで捉えるか、仕事のストレスを
発散させるために汗をかくことは大切だとポジティブに捉えるかで、
同じ汗でも、だいぶ感じ方が違ってくることになります。
 
　　　　　
　　　　　
 

２．顔汗を止めることもできる

捉え方次第で、汗に対する感じ方は違うとは言っても、やはり女性
は、せめてメイクをしている時間帯は顔の汗を止めたいと思う気持
ちも当然かも知れません。
 
もちろん、汗を止める目的の化粧品なども、ずっと前から売られて
おり、すでにいくつかを試した経験のある人もいるかも知れません。
 
しかし、そのほとんどは制汗というより、一時しのぎ的なものでは
ないかと思います。
 
　　　　　
 
例えば、スプレーをするというものは昔からありますが、これは、
汗のニオイを他のニオイでごまかすといったものが多く、汗を止め
るというものではありません。
 
また、ペーパーシートタイプというものも、ベタツキ予防のパウダ
ーが付いているだけで、汗を止めることができるというものでもあ
りません。
 
要するに、一時的に汗を何とかできるとはいうものの、メイクの崩
れを防げるまで長持ちするというものでもありません。
 
なので、またこのページに目が止まったのだろうと思いますが、実
は、そのような人にも見て良かったと思ってもらえるような制汗ク
リームを紹介したいと思います。
 
　　　　　
 
クリームを塗ると、汗の中に含まれるタンパク質と結合して被膜を
つくり、汗腺の出口を塞いでしまうというものです。
 
ギョッとされたかも知れませんが、ちゃんと厚生労働省に承認され
ている「医薬部外品」で、身体に有害な成分は一切使っていないの
で、子供から敏感肌まで安心して使える制汗クリームです。
 
朝、汗をかく前にひと塗りで夕方まで持続、メイク前、メイク後、
いつでも使える長時間持続型の顔汗対策クリームです。