１．カロリーコントロール

痩せたいけれどカロリー計算などするのが面倒だという人に限って
あれこれダイエットに挑戦しては失敗を繰り返しているようです。
 
本気で痩せたいと思えば、ここを避けて通ってはダメです。
 
　　
 
私は、以前はこのような人は、面倒くさがり屋さんなのだと思って
いたのですが、よくよく調べてみると、そういうものでもなさそう
なんですね。
 
実は、几帳面にやろうとし過ぎてカロリーの端数単位の計算までし
ようとするところに絶望感が滲み出てくる人も意外に多いというこ
となんです。（笑）
 
もちろん、それはそれで間違いでもないのですが、例え、それをき
っちりと計算できても、実践できる人などほとんどいません。
 
それより、「痩せる」ためには、摂取エネルギーと消費エネルギー
のバランスを大雑把に考えるだけでいいんです。
 
　　　　
 
では、その大雑把な計算とはどうすればいいのかということですが、
いわゆる基礎代謝と言われる、「何もしなくても、呼吸や体温維持
や消化吸収といった生きているだけで必要な消費エネルギー」が、
だいたい、女性・３０才・身長１６０ｃｍ・体重５０ｋｇとすれば
１３００キロカロリーほどなので、ほぼ１２００～１３００キロカ
ロリーが消費されることになります。
 
そして、その数字が全体の約６～７割に匹敵するということなので、
あとは逆算すると、例えば、全く運動らしいものをしないなら１２
００～１３００キロカロリー、少し運動不足気味なら１６００キロ
カロリー、結構運動している人なら２０００キロカロリーといった
ような数字がでてきます。
 
とは言っても、あくまでも大雑把な数字なので、このレベルで多少
の調整をすればいいだけのことなんですね。（笑）
 

２．極端なダイエットは太る体を作る

もともとダイエットをやろうという人は、あまり運動をせず、栄養
のバランスなども考えていない人が多いのですが、そこへ無理なダ
イエットなどで痩せようとすると、栄養不足で見た目は萎んで、体
重も減ったような気がしますが、実は筋肉が痩せ、いわゆる飢餓を
察知した体の機能は、逆に危機に備えて脂肪を蓄えようとします。
 
これが体重は減ったのに脂肪が増えたという現象です。
 
　　
 
この痩せにくい体になってしまったところへ、ダイエットが終了し
て普通に食事をすると、以前にも増して太ったということになりま
す。これがリバウンドというものです。
 
では、どうすれば理想の体型に痩せられるのかということですが、
先に出した大雑把なカロリー計算に基づいて調整する方法を考えれ
ばいいのです。
 
最近は、いろいろな外食メニューでも、おおよそのカロリーが書か
れているので、あまり苦労することもないと思いますが、しばらく
すると、だいたい自分の摂取しているカロリーがわかるようになり
ます。　たとえば、朝食にパン２枚、牛乳１杯・・・、という風に
毎日繰り返していると、ほぼ朝は何キロカロリー、昼は、夜は、と
漠然とわかりますね。
 
そこで、少し食べ過ぎたかなと思ったら、次は「置き換え食」など
で調整するということですが、その場合も「飲み物だけ」とかいう
ものではなく、普通に食べても低カロリーというようなものを選ぶ
のが胃腸の状態も崩さずに調整できる方法なのです。
 
　　　　
 
例えば、普段の食事と変わらない量のコンニャクを食べるとかいっ
たようなことですね。（笑）
 
私は「フィットデリ」という置き換え食を利用していますが、これ
が実は美味しくて何食でも置き換えたいようなグルメ食なんですね。
 
味も量も満足できて、カロリーも糖質も脂質も牛乳コップ１杯レベ
ルというのですから、これならカロリーコントロールの苦手な人で
も間違えようがありません。