「関節痛改善」一覧

関節痛も神経痛も、加齢とともに「痛い」と感じる悩みを共通する症状ですが、関節痛は関節の炎症が原因で生じる痛みで、炎症を起こす原因は「老化」「肥満」「過度の運動」などさまざまです。神経痛は、主に末梢神経が炎症を起こすことで生じる痛みです。

腰痛は病名ではなく体にあらわれる症状についた名前で、長時間にわたり中腰や猫背の姿勢を続けることで、腰や背中の筋肉が緊張し続けたときに起こります。肥満が原因で起こることもありますが、どちらも突き詰めると、運動不足による腰を支える筋力の低下です。

寒い日や季節の変わり目には膝の痛みも悪化しやすいですが、それは寒さで代謝が落ち、血流が悪くなり炎症が起きるからです。病院で体を冷やさないようにと言う意味がこれです。膝への負担を軽くして、体温より低い温度で温めるようなケア大切です。

肥満や腰痛になる人は、運動量は減りますが、食事量は減らない場合が多いので、まず最初は食生活の見直しです。そして、筋肉量を増やし、筋力を強化すること、体操やストレッチなどで筋肉の緊張を和らげたり、血流の改善をすることが腰痛の原因を解消することになります。

四十肩も五十肩も年齢を重ねることで、肩の関節の動きに支障が出る症状で関節痛の一種と考えられています。特徴は、腕が肩より上にあがりにくく激痛を伴い日常生活に支障が出たり、夜も寝られないこともあります。１年程度かけて急性期から慢性期を経て回復期へと症状がすすみます。

腰痛の原因は長時間のデスクワークなど腰周辺の筋肉ストレスや精神面のストレス、内臓機能不調、肥満など様々ですが、診察を受けてもその原因が分からないことが多く治療法もありません。ただ共通しているのは「姿勢が悪い」「腰周辺の柔軟性がなく冷えている」ということです。

膝が痛い病気のトップは変形性膝関節症で、中高年の女性に多い症状です。膝の痛み、膝に水がたまる症状は、膝の関節に炎症が起きた状態です。加齢による軟骨の老化に更年期によるホルモンバランスの乱れが原因の肥満、骨粗しょう症などが膝関節に更にダメージを与えます。

膝関節の痛みはグルコサミンなどの軟骨成分で良くなったという話はあまり聞きません。それは、軟骨の減る原因が加齢による軟骨成分の減少ということが問題かも知れません。むしろ骨密度との関係が重要で、更年期以降の女性に膝関節痛が多くなることと無関係ではありません。

変形性膝関節症は、正座するとき、立ち上がるとき、階段を降りるとき、歩行時に痛みを感じるのが特徴で、やがて膝の曲げ伸ばしが難しくなり、膝に水がたまる、Ｏ脚になるといった具合に悪化していきます。日常生活で膝の軟骨が少しずつ減って女性は５０代、男性は６０代が膝の痛みを自覚する年代と言われています。

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