レイノー症候群(レイノー現象)の症状と改善法

レイノー症候群(レイノー現象)の症状と改善法

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1.レイノー症候群とその症状

手や足の指の血流が悪くなることで、真っ白や青紫色になる状態です。その後に血流が戻
ると赤くなります。原因としては、膠原病や閉塞性動脈疾患、血液疾患などによって起こ
る場合(二次性)と明らかな原因が特定できない場合(原発性)があります。

症状としては、冷気に触れたり、精神的に緊張したときなどに、手や足の指(1本または
複数本)のある部分から先端にかけて急に白くなり、青紫色に変化したり、血流が戻ると
赤くなったりします。普通は10分程度で改善することが多いとされていますが、しびれ
や痛みを伴うこともあります。

         

多くの場合は原発性(レイノー病)ですが、全体の約2割の人は二次性レイノー症候群と
も言われていますので、特に30歳以上の人で、関節の腫れや痛み、筋力低下、息切れな
どの症状も見られるようなら、リウマチ科や膠原病科を受診してみましょう。

原発性の場合の症状は軽度であることが多いですが、二次性である場合は症状も重く、頻
繁に起きたり、何年も症状が続いたりして、指先の機能の損失につながることもあります。

原発性につながる要因としては、チェーンソーなどの振動する工具を使って仕事をしてい
る人やピアノ練習などで反復的に指を動かすような人に多いとされています。また、β遮
断薬やインターフェロン、エルゴタミンなどの薬剤による場合もあります。

二次性の場合は、膠原病・甲状腺疾患・閉塞性血管疾患など、レイノー現象以外にもそれ
ぞれの特徴的な症状が見られることが多いので、早めに診察を受けることです。

2.レイノー症候群の改善方法

レイノー現象は、低温やストレスなどで体調不良になり、血管に収縮が起きることで起こ
ります。血流が局所的に少なくなることで、酸素の供給が不足して皮膚の色が白くなり、
やがて青紫がかった色になります。そして、血流が復活すると皮膚が赤くなります。一般
的には手足の指に多いとされていますが、頬や鼻、唇、耳たぶなどにも起きます。

               

軽症の場合は、まずは寒さ対策をすることです。頭や体幹、腕、脚などを温めてみましょ
う。また、ニコチンは血管を収縮させる作用がありますので、喫煙者は禁煙も必須です。

次に、興奮したときに症状が出る場合は、精神安定剤が役に立つようです。化学薬品が心
配という人には生薬成分7割配合のダブル処方の鎮静剤がおすすめです。

普段からの生活で気をつけることは、レイノー現象は冷え性と似たところもありますので、
体を冷やさないことです。二次性が30歳以降に多いのに対し、原発性の場合は、特に若
い女性に多く見られる傾向にあるようですので、日頃から防寒を心がけ、外出時には手袋
やカイロを持つ、冷水を使わない、疲労やストレスをためないことなどに注意しましょう。

また、レイノー現象ではあまり取り上げられることはありませんが、天然型ビタミンE
どの摂取も理にかなった対策の1つかなと思います。そして、レイノー現象が見られると
きは、急に熱い湯に浸けたりしないで、できるだけ時間をかけて自然に平常時の温度に回
復するのを待つようにしましょう。

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