高齢者に多い足の痙攣は筋肉量の低下が原因、つったときの対処法

高齢者に多い足の痙攣は筋肉量の低下が原因、つったときの対処法

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1.足の痙攣の原因とは

高齢になると、特別なことをしていなくても、ちょっと靴を履こうとしただけでも足がつ
るといった経験をすることが多くなります。一般的には、ミネラルや水分が不足している
ことが原因とも言われていますが、高齢者の場合は他にもさまざまな要因が加わっている
ことが多いと言われています。

例えば、高齢になって夜間に足がつることが多くなったという話をよく聞きますが、これ
も最大の原因は「筋肉量の低下」と言われています。筋肉には水分を保持する働きもあり
ますので、筋力が低下することで水分やミネラルの変化への対応が遅れるようになってし
まって、足がつるということになるようです。

ただ、高齢になると、他の病気も関係していたりすることも少なくないため、足がつる以
外にも何か病気にかかわるような症状がないかも注意してみる必要があります。足がつる
代表的な病気としては、糖尿病や脊柱管狭窄症などがあります。尿の回数が増えたとか歩
くことが苦痛になってきた、倦怠感があるなど、ちょっとした変化にも気付けるようにし
ておくことが大切です。

足がつる主な原因は、「加齢による筋肉量の低下」「水分・ミネラル不足」「病気」とい
うことになっていますので、思い当たる病気がないようなら、適度な運動により筋肉量を
増やすこと、こまめな水分補給をこころがけ、ストレッチや屈伸運動などで足の血行をよ
くしたり、レッグウォーマーなどで足を冷やさないようにすることなどを基本に対策を考
えるようにしましょう。

2.足の痙攣の回復方法

まずは、足がつったときの対処の仕方を覚えておきましょう。足の痙攣でもっとも多いの
が「ふくらはぎ」で、いわゆる「こむら返り」と言われる足の痙攣です。すでに試してお
られる人も多いと思いますが、この場合は「足を伸ばし、足の指を手前に引き寄せる」よ
うにして、ふくらはぎのストレッチを行いながら、痙攣がおさまるのを待ちます。

逆に、足のすねの部分がつることもよくありますが、この場合は、足の指を「つま先立ちの
方向に伸ばす」ようにします。たまに、足の甲がつるという人もいますが、この場合は、足
の指を「足の裏側」に曲げるようにします。また、靴を履こうとしたときなどに足の裏が痙
攣したという話を聞くこともありますが、この場合は「足首全体を曲げてアキレス腱を伸ば
す」ようにして、ふくらはぎをやさしくマッサージします。なぜと思われるかも知れません
が、足底筋膜とふくらはぎはアキレス腱を介してつながっているのです。

予防法としては、バランスの良い食事、水分補給、足に負担のかかる靴を避ける、適度な運
動を心がける、足を冷やさないように注意することです。一番むつかしいのがミネラルの補
給なのかなと思いますが、普通でも食事から摂取するのがむつかしいとされる、マグネシウ
ム・カルシウムですので、難しい場合は、サプリメントで補給するという方法もあります。





 

 

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