血糖値の自動調整装置が故障すると糖尿病?自分で調整すれば大丈夫!

血糖値の自動調整装置が故障すると糖尿病?自分で調整すれば大丈夫!

《本ページはプロモーションが含まれています》

血糖値が高いという意味

血糖値というのは、私達の体を流れている血液中に含まれるブドウ糖(グルコ
ース)の濃度のことです。ブドウ糖というのは誰でも名前は知っていると思い
ますが、穀物類、イモ類、果物、砂糖などが摂取されると、体内で姿を変えて
エネルギー源として全身の細胞に運ばれる栄養素です。

しかし、一日のエネルギー消費量をピッタリ摂取することは困難で、多く摂り
過ぎたり、少なかったりする場合はインスリンやアドレナリン、グルカゴンな
どのホルモンの活躍で自動的に適正な量になるように調整されています。

現代の日本人は、食料難に直面することがほとんどないので、どちらかという
と糖質の過剰摂取となっていて、その余剰分を調整しているのがインスリンと
いうことになります。

        

本来、人類は飢餓との戦いだったので、不足する血糖値を上げるためのホルモ
ンは数種類準備されていますが、余剰の血糖値を下げるためのホルモンはイン
スリンしか備わっていません。

なので、このインスリンが枯渇してしまうと、血糖値がの上昇を抑えることが
できなくなってしまいます。これが糖尿病と言われる病気です。

血糖値が高い状態が続くと、血液が濃くなり、脱水状態になり、糖尿病・心筋
梗塞・肝硬変などにかかるリスクが増えることになりますが、まずは健康診断
などで引っ掛かるのが「糖尿病」ということになります。

糖尿病とは、血液中のブドウ糖が多い状態で、それ自体は直接体に害を与える
訳でもありませんが、血糖値の高い(血液中のブドウ糖が多い)状態が続くと、
糖尿病による網膜症、腎症、神経障害などの合併症を引き起こすことになりま
す。これらを糖尿病の三大合併症と言って、失明・人工透析・足切断などの重
篤な病気につながっているのです。

糖尿病と言っても、初期の段階では「血糖値が高い」というだけで、特に自覚
症状もないので放置されやすいのですが、糖尿病はインスリンが減少している
か、効力が減少しているかの状態なので、どちらにしても放置して治るという
ものではありません。

血糖値を下げるためには

糖尿病というのは、インスリンの効果が減少して血液中のブドウ糖の濃度が高
い状態になっていることですが、インスリン以外にはブドウ糖の濃度を下げる
働きをするものがありません。

つまり、自動で血糖値を調整できなくなってしまっているということで、しか
も一度減少したインスリンが復活することもありません。

これが糖尿病は一度発症すると治らないと言われている理由です。だからと言
って、そのまま放置するとどんどん悪化していきますので、この段階で自分で
血糖値を下げるようにすればいいのです。

最初はめんどうな気がしますが、近い将来に失明したり、人工透析をしたり、
足を切断して生活をすることを思えば、血糖値を調整するぐらい何でもないこ
とです。

では、具体的にどうすればいいのかということですが、血糖値を上げる食品は
炭水化物(糖質)だけです。つまり、炭水化物の摂取量を減らせばいいのです。

         

と言えば、炭水化物を完全に抜くという極端なことを考える人もいますが、こ
れは血糖値はすぐに下がりますが、それ以上に健康上の問題が出てきます。

なので、あくまでも炭水化物を減らすということです。

では、1日の炭水化物摂取量はどのぐらいかというと、一般的な成人の1日の
消費カロリーが2000キロカロリーとすると、そのうちの約6割を炭水化物
で摂取することになります。つまり1200キロカロリーです。

ブドウ糖1gが4キロカロリーなので、300gという計算になります。

男女、年齢、労働量などで若干の差はありますが、基本の数字として覚えてお
くと、糖尿病が悪化するということはなくなります。

具体的にはどれぐらいかと言うと、これも参考程度ですが、最近はパンでもジ
ュースでも外装に「炭水化物・糖質」が表示されていますので、そのようなも
のを合計して1日の摂取量を300g未満に抑える努力をすればいいのです。

ご飯やラーメン、食パン1枚など、記載されていない食べ物は、だいたい1食
が60g程度という判断で大きく外れることはありません。

        

ご飯やラーメンだと1日5杯だから、とてもそんなに食べることはないと安心
していてはいけません。たとえば小さな饅頭を1個食べただけでも60gの糖
質を含んでいますし、ビール350缶で20g、体に良いという野菜ジュース
でさえ200ccパックで20gも含まれているんです。

また、肉だから大丈夫と思っていてもトンカツなどにはパン粉が使われていま
すし、ソースにも糖が使われています。ハムやハンバーグなど加工食品にも糖
が使われていないものなどほとんどありません。

これらのものを総合して、1日の糖質の総摂取量が300gということになり
ますのでかなり注意が必要です。

ただ、あくまでも食べたものがすべて吸収されるとすればの話ですので、当然
吸収されにくくするという方法もあります。それはイヌリンという成分で、血
糖値の上昇を抑える働きがあると消費者庁に届けられた機能性表示食品ですが、
それを高濃度配合したサプリメントもあります。

若いころからインスリンが不足気味の人もいますが、高齢になる頃までには、
ほとんどの人がインスリンの効力が弱くなるようですので、できればこのよう
なサプリメントを早めに利用して、インスリンの効果を温存することが賢明な
方法かも知れません。特に炭水化物が好きで大食いの人は早めに対策をするこ
とで、インスリンの効果を長続きさせることも可能なのです。

◆血糖血が高い人の強い味方◆

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク