糖尿病と診断されたら「食後血糖値」を中心に考えよう!

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血糖値スパイクとは

日本では、境界型と言われる糖尿病予備群も含めると2000万人以上が糖尿病というこ
とで、1家に1人は糖尿病患者がいるということになります。しかし、家庭内の誰かがイ
ンフルエンザに感染したときのような大騒ぎをする姿はあまり見かけません。

その理由は、感染する病気でないということと、自覚症状がなく本人も気付いていないか、
気付いていても「糖尿病」という言葉が身近にありすぎて、それほど重大な病気であると
考えていないようなところがあります。

確かに「糖尿病」という病気はそういうものであるかも知れませんが、そのような状態が
長期間続くことで引き起こされる合併症が問題で、主に「血管合併症」となって現れます。

具体的には、目や腎臓、神経の血管が詰まることで、網膜症、腎症、神経障害といった糖
尿病の3大合併症がまず現れます。最終的には、網膜症は失明、腎症は腎不全、神経障害
は足の壊疽といった事態を招くことになるのがこの3大合併症です。

更に、太い血管に障害が出ると、動脈硬化と呼ばれ「脳卒中」や「心筋梗塞」などの命に
かかわるような病気のリスクが高くなります。

つまり、糖尿病というのは、血管をボロボロにする病気で、血管が直接の原因となる病気
はもちろん、認知症、ガンなどのリスクも高くなるという怖さがあるのです。しかも、そ
のリスクの高さは「糖尿病」も「糖尿病予備群」と言われる境界型も、危険因子は同じレ
ベルにあると言われているのです。

          

そもそも糖尿病の基準はどういうものかというと、「空腹時血糖値が126mg/dl以上」、
「ブドウ糖負荷後2時間値200mg/dl以上」、「随時血糖値200mg/dl以上」で「へモ
グロビンA1cが6.5以上」の場合です。血糖値またはA1cいずれかの場合は再検査後
に糖尿病判定ということになります。

この判定において「糖尿病」とは診断されないものの、血糖値が高めで、やがて糖尿病に
なる可能性がとても高い人を「糖尿病予備群」と言っています。

では、糖尿病も予備群も病気のリスクは同じという根拠は何なのかと思いますよね。

血管を老化させる原因は「高血糖値」にあります。すなわち血糖値が高くなければ糖尿病
にも予備群にもなることはありません。

食事(糖質を摂取)をすれば、誰でも血糖値(血液中のブドウ糖の量)が上昇しますが、
膵臓から分泌されるインスリンの働きで、約2時間後には正常値に調整されます。しかし、
何らかの事情で、このインスリンの働きが正常でなくなったときには血糖値が高いままの
状態になります。これが糖尿病で、インスリンが正常に働いている場合は、その上限値が
140mg/dl 程度に抑えられますが、予備群を含め糖尿病の場合は、極論すれば上限なく
高くなってしまいます。

これを「食後高血糖」と言って、正常値にもどるとされている2時間後にも「高血糖値」
状態が続いていて、血管をボロボロにする主原因とされているのです。最近ときどき目に
するようになった「血糖値スパイク」というのは、この「食後高血糖」のことです。

糖尿病は食後血糖値対策

糖尿病予備群だからまだ心配ないと考える人も多いのですが、糖尿病のリスクは「食後高
血糖」にあるということがわかれば、予備群も糖尿病も関係ありません。

将来の合併症リスクを下げるためには、食後血糖値をいかに下げるかにかかっています。
食後血糖値を上げるのは「糖質(炭水化物)」だけです。つまり、炭水化物の摂取を控え
ればいい訳ですが、完全に炭水化物を摂取しないというのは3大栄養素の1つを摂らない
ということで、血糖値は上がらなくなっても、逆にさまざまな機能に障害が出てきます。

          

なので、炭水化物の摂取を控えるというより、炭水化物(糖質)の吸収する量を減らすた
めの工夫をすることです。

よく言わられるのが、和食の会席料理スタイルで、炭水化物を食べる順番を最後にすると
か、食物繊維である野菜の多いメニューを考えるとか、食後すぐに散歩するといったよう
なことですが、私は機能性表示食品も案外おすすめかなと思います。

その上で、睡眠不足や食事抜きなど生活リズムを崩すようなことはできるだけ避けること
が血糖値スパイクを抑制する方法であると覚えておきましょう。

     コタラエキス+

 

 

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