美容とプロテオグリカン
プロテオグリカンと言えば、少し前は高額なことで有名でしたが、技術の進歩で量産でき
るようになったことから、サプリメントや美容液などにも広く使われるようになりました。
最初に注目されたのが関節痛の原因とされる軟骨成分としてですが、もともと分かってい
たもののあまりにも高額すぎて手が出せなかっただけのことで、仕方なくグルコサミンや
ヒアルロン酸などで代用していたものが、やっと念願がかなったというところです。
もちろん、プロテオグリカンは軟骨だけではなく、皮膚や骨、血管などさまざまな場所に
存在していて、保水性分と言われるヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する働きがあ
るだけではなく、プロテオグリカンそのものがヒアルロン酸の 1.3 倍とも言われる保水
力を持っていると言われています。
更に、分子量がヒアルロン酸などに比べて小さいので、肌の内部深くまで浸透しやすいと
いう特徴もあるため、美肌に欠かせない保湿成分として、プロテオグリカンはまさに期待
の中心にあると言えるのです。
このように優れた作用のある成分が登場すると、副作用などマイナス要因を探す人も多い
ですが、プロテオグリカンはもともと私たちの体内にある成分の1つで、肌に関してはコ
ラーゲンやヒアルロン酸の間を埋めるように存在し、自身の保湿力との相乗効果で肌の潤
いやハリを保つ働きをしている成分なので、特に心配するようなものではありません。
まだまだプロテオグリカンの研究は始まったばかりなので、研究が進むことで今後も多く
の効果が期待されていますが、現段階でハッキリ言えることは「保湿力」「コラーゲンや
ヒアルロン酸を増やす」「EGF(肌の細胞を成長させて増やす因子)効果」「抗酸化作
用」といった方面では、すでに実証されているということです。
プロテオグリカン美容液
プロテオグリカンと言っても、最近は多くの化粧品に使われるようになりましたので、そ
の選び方も覚えておくようにしましょう。
プロテオグリカンは「タンパク質」の一種ですので、熱が加わると性質が変わってしまい
ます。なので非加熱で製造されていることを確認しておく必要があります。
次に、水が配合されていることです。100%原液と書かれていても、水と原液でできて
いるものを選ぶことです。プロテオグリカンと水は相性が良いため、肌になじみやすく浸
透性にも優れた効果があるのです。
そして、それ以外の成分はなるべく少ないものを選ぶことです。あれにもこれにも効果が
あるというようなものは、逆にどれにもあまり効果がないということになりますので、保
水で選ぶならプロテオグリカンにかける気持ちで間違いないと思います。
では、どれを選べば良いのかということですが、私は「ダブル活性型プロテオグリカン」
という最新の商標登録された製品をおすすめしたいと思います。これは、本来の構造を維
持し「ヒアルロン酸結合活性」「糖鎖部分保水性」「EGF様活性」を併せ持つプロテオ
グリカンの意味ですが、それは「熱変性」も「分解」もしていない本物のプロテオグリカ
ンであることの証明でもあるのです。
肌時計を巻き戻し、肌鼓動が動き出すことをイメージした「ビートフル」という美容液を
現時点での最高峰として紹介しておきます。