見た目を変える肌の要因とは
髪は黒々としてキッチリとした身だしなみでも老けて見える人と、白髪頭でボサボサの状
態でも若々しく見える人との違いは何かと言われれば、それは顔のハリやツヤ、弾力など
ですよね。
ハリがなくなってしまうと、肌の表面がカサカサした印象になるだけではなく「シワ」や
「たるみ」が目立つようになります。つまり、若々しく見える人の肌は「みずみずしく」
さわると「弾力」を感じるような肌を持った人で、そのような肌のことをハリのある肌と
言うのです。
では、そのハリはどこからくるのかと言うと、皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」「表
情筋」で構成されていて、外から見える表皮のハリや弾力は、その下で表皮を支える真皮
や皮下組織、表情筋が元気であるかどうかということにかかっていて、ハリを取り戻そう
として、いくら表皮のケアをしてもあまり意味がないということなんですね。
すると、真皮を構成しているのは何かと知りたくなりますね。ここで、もうすでに化粧品
などでお馴染みのコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの成分
が登場することになる訳です。
コラーゲンはタンパク質ですが、真皮の７０％を占めると言いますから、その中心的な存
在ということになります。伸縮性は少なく網目のように真皮の中に張りめぐらされていま
す。エラスチンもタンパク質ですが、こちらは弾力性に富み、コラーゲンをつなぎとめる
役割をしていますが、その量は圧倒的に少なくわずかに数パーセントですが、とても重要
な働きをしているのです。よくベッドのマットレスとスプリングに例えられますが、イメ
ージとしては「鋼（コラーゲン）」を束ねる「ゴム（エラスチン）」といった感じです。
そして、ヒアルロン酸とプロテオグリカンは、水分・糖・タンパク質などでできたジェル
のような成分で、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めてクッションのような働きをして
いるのです。
ハリ・弾力の低下原因と改善法
ひとことで言うなら「老化」ということで、それは誰にも止ることはできませんが、生活
習慣や手入れが十分に行われていれば、機能低下のスピードを遅らせることも可能で、実
際に見た目年齢に違いが出るのはそのためです。
肌の老化を進める原因は何かと言うと、これももうよくご存じの「紫外線」によるダメー
ジが大きいとされています。紫外線は線維芽細胞にダメージを与えるためコラーゲンやエ
ラスチンの生成機能を低下させるだけではなく、肌の酸化ももたらしコラーゲンやエラス
チンそのものも変性させてしまいます。
もう１つ大きな原因としては、更年期からの女性ホルモンの減少も真皮の機能を衰えさせ
てしまい、コラーゲンやエラスチンの低下を招きます。
これらが原因の機能低下は、美容液を塗るだけでは対応が難しいのはほとんどの人が経験
済みだろうと思いますが、それはその通りで、外側からのケアだけでは無理があります。
しかし、他に変わるものがないからという理由で、毎日タメ息をつきながらスキンケアに
励んでおられる皆さんには朗報です。
エラスチンとコラーゲンの両方を補うだけではなく、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、
ビタミンＣなどの保湿美容成分までカバーした「アンチエイジングサプリ」が誕生しまし
た。女性開発者が女性のために開発したと言いますから、それだけでも試してみる価値は
十二分にあると思いますよ。