プロテオグリカンと美容効果
プロテオグリカンと言えば「高価」「関節痛」といった言葉がすぐに浮かびますが、美容
関係でも注目の成分なんですね。その理由は技術の進歩で量産が可能になり、高嶺の花だ
ったプロテオグリカンの値段が手の届くところまで降りてきたことが大きな理由ですが、
美容効果としてのプロテオグリカンでも「保水力」「保湿効果」でヒアルロン酸を凌ぐと
いうことなのです。
保湿力と言えば、エイジングケアに欠かせないものですので、安ければ当然使わないとい
う理由はありませんよね。その上、分子構造もヒアルロン酸より小さく、質感はサラッと
してベトつかず、肌への浸透力にも優れているというのです。
更に、細胞の増殖や成長を促す成長因子(EGF)のような働きもすると言いますから、
まさにエイジングケアに最適の美容成分ということになります。
しかし、それだけではなく、驚くのは保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンの産生を
促進する効果もあると言われていて、瑞々しい肌になって当然というような働きをするん
ですね。ここまででも十分に美容効果があることは想像できますが、信じられないことに
細胞老化の最大の原因と言われる活性酸素に対する「抗酸化作用」もあるというのです。
普通は、「抗酸化作用」か「保湿作用」かのどちらかだけでもエイジングケア美容液とし
て堂々と展開されているのに、その両方を1つでやってしまうという凄い実力があったの
です。もちろん、安くなったとは言え、一般的な美容液と比べるとまだ少し高価ですが、
その優れた美容効果を考えると十分納得できるところかと思います。
プロテオグリカン美容液の選び方
プロテオグリカン美容液の素晴らしい効果は分かって、欲しいと思われたかも知れません
が、できれば初めから間違いのない製品を選びたいものですよね。実は、プロテオグリカ
ンという名前がついていても、その品質もさまざまで内容まであまりよく分かりませんし、
利用者も少なく感想を聞くことも難しいという点で、高価な美容液に手が出ないという人
も多いかも知れません。
そこで、押さえておくべき注意点は、プロテオグリカンは鮭の鼻軟骨を材料にしています
ので、新鮮な鮭と言えば「北海道」周辺ということになります。そして、当然のことなが
ら日本で製品化されたものになります。
また、たまにクチコミなどで「プロテオグリカン効果なし」などというものも見かけます
が、それはいろいろな成分で水増しされたものが多いからです。ジュースなどで果汁3%
未満というようなものがありますよね。それとよく似た製品も多く出回っていることも事
実なのです。
さまざまな成分がいろいろ配合されていて、多方面に有効な感じがする美容液であって、
それで値段も魅力的であれば、やはりどこかおかしいと思わなければなりません。
もし、あなたがプロテオグリカンの魅力に惹かれて、ぜひ試してみたいと思ったのであれ
ば、プロテオグリカンの原液を選ぶべきです。と言っても、もちろん100%プロテオグ
リカンでは使用法が難しいので、水とBG(ブチレングリコール)は使われていますが、
他はプロテオグリカンのみです。BGというのはほとんどの化粧品に使われる基本になる
成分で、保湿・抗菌作用をもつ化粧水のベース素材です。
これらの条件を満たした「PG2」という製品なら、プロテオグリカンで失敗したという
ことはないはずで、逆にこれでダメなら、現在売られているどのプロテオグリカンでもダ
メということです。なので、プロテオグリカンを試すなら原液から始めることをおすすめ
したいと思います。