１．催芽ブドウ種子
催芽ブドウ種子とは、休眠状態にあった種が発育し始める寸前のブ
ドウの種から、特殊な技術で抽出したポリフェノールの複合体で、
ブドウのポリフェノールであるレスベラトロールの進化型とも言え
るものです。
レスベラトロールはポリフェノールの一種なので、いわゆる抗酸化
作用があり、細胞の酸化を防いだり、肌や血流の改善に役立つと言
われていますが、催芽ブドウ種子は更にすすんで、抗がん作用や抗
がん剤の副作用の軽減などの実績も公表されている成分です。
もともとは、長寿遺伝子の火付け役効果として、ＮＨＫなどでも話
題になったのがレスベラトロールですが、その少し後で発見された
のが「催芽ブドウ種子」です。
これは種子に含まれている酵素抑制物質、つまり生物の成長に必須
の酵素の働きを阻害することで、最適な条件下で発芽するようコン
トロールする成分で、それにより休眠状態を保ち、そして発芽の準
備が整った種子にはより多くのポリフェノールが含まれていること
がわかったのです。
そこから更に研究を重ねた結果、「食べる抗がん剤」と言わるまで
にガンに対する斬新的な効果があり、大きな注目が集まったのです。
催芽ブドウ種子の主な効能としては、「免疫力の向上」「抗酸化作
用」「抗炎症作用」「アポートシス作用」ですが、他の３つに比べ
アポートシス作用というのはあまり目にしないかも知れませんが、
これは自身のプログラムに組み込まれた細胞の寿命に従って自然死
することを意味するのですが、ガン細胞も同じように自然死させよ
うとする能力があり、これまでの抗ガン剤に比べて、ずっと体に優
しい抗ガン成分ということなのです。
そして、免疫力の向上は感染症に強くなり、抗酸化作用は老化の原
因になる活性酸素の過剰な発生を抑え、抗炎症作用は慢性的な炎症
から起こる重い病気に発展するのを抑制すると言われているのです。
２．全身エイジングケア
ここまでのところから、もうすでに何となく見えてくると思います
が、この催芽ブドウ種子というのは、単に生活習慣病対策とか肌の
エイジングケアとかいった規模の小さいものではなく、それらも含
む総括的なエイジングケアといった感じがしませんか？
この動画からもブドウのポリフェノールが長寿に貢献するといった
ことがわかりますよね。（笑）
いかがですか？もうレスベラトロールが欲しくなってきましたか？
もちろんブドウの種子ですので、最近は種の入ったブドウは少なく
なりつつありますが、中には種の入ったものも販売されていますの
で、それを食べるというのも１つの方法かも知れません。
ブドウの種は、食べやすさの追求から品種改良されたもので、本来
は種があり、食べてもビタミンＥやリノール酸など、体に有用な成
分が含まれているので害になることはありません。
しかし、催芽ブドウ種子の成分は、特殊な技術で抽出したものなの
で、ブドウの種を食べても摂取できるものではありません。
なので、最も手軽に摂取する方法は、催芽ブドウ種子を配合したサ
プリメントなどで摂取することです。
ただし、通常のレスベラトロールは、実験室内のマイナス２０度以
下でしか安定しない、つまり効果がないということで、実際にお医
者さんが選ぶのは、ブドウの発芽寸前で搾取する位相ブドウ種子と
言われるものです。
その製品名が「ハイブリッドレスベラＧＳ」というもので、全身の
エイジングケアをめざすなら、まず最初に注意することは、まちが
った催芽ブドウ種子を選ばないということです。
