何となく頭痛・肩こり・疲労感は貧血症状のサインかも

何となく頭痛・肩こり・疲労感は貧血症状のサインかも

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   体調不良は貧血のサイン?   

貧血と言えば、めまいや動悸・息切れといった代表的な症状を思い浮かべる人が多いです
が、眠気や胃痛・吐き気、頭痛・肩こり、口の橋が切れる、舌の表面がツルツルになる、
肌がカサカサする、枝毛・抜け毛が増える、といったような貧血のサインは全身に現われ
ます。

貧血とは、全身をめぐる血液の働きが不調になる病気であることを考えれば、むしろ動悸
やめまい以外にもさまざまな不調が全身に現れて当然なのですが、それを貧血の症状であ
ると知らなければ、単に体調不良としてガマンしながら生活するということになります。

             

特に思春期(9歳~18歳頃)の女性は貧血が起きやすい時期に当たります。いわゆる成
長期で、身長や筋肉、血液量が増えるため、必然的に鉄が不足する傾向にありますが、生
理による出血、ダイエットなどによる鉄不足が、更に貧血を助長するため、この時期の女
性の鉄不足は男性の比ではありません。

貧血を意識している人がいても、貧血全体の約7割が鉄欠乏性貧血と言われていますので、
鉄の補給だけを考えがちですが、タンパク質やビタミンが不足しても貧血になりますので、
まずはダイエット食などの偏った食事や、自分の好みの食事ばかりではなく、栄養バラン
スを考えた食事内容を心掛けることです。

ときどき、急に立ち上がったときや、長時間立ち続けたとき、フラフラと立ち眩みが起き
たり、顔面蒼白になって意識がなくなるようなことを経験された人もいるかも知れません
が、これは、一時的に血圧が下がり、脳に十分な血液が行かなくなって起こる「脳貧血」
の症状で、鉄不足や造血機能の低下により赤血球が減少することで起こる「貧血」とは全
く別のものです。

   貧血も一種の栄養失調症状   

貧血で最も多いのが鉄欠乏性貧血で、貧血全体の約7割を占めます。原因はその名の通り、
鉄やビタミンB12など赤血球を作るために必要な栄養が不足している状態です。

昔は食糧難から貧血になる人が多く、これは自然の成り行きですが、高度成長期以降の豊
かな食生活事情下で、再び貧血になる人が増えているのが不思議な現象です。

これは、食生活が豊かになったとは言え、逆にインスタント食品や、ファストフードなど
栄養のバランスを欠く食事が大幅に増えたことによる栄養失調が根底にあります。

         

改善するには、バランスのとれた食生活が一番の方法ですが、なかでもヘム鉄(二価鉄)
を摂取するのが効率的とされています。肉や魚に多く含まれる鉄で、溶けやすく吸収され
やすい特徴があります。もちろん野菜などに含まれる非ヘム鉄(三価鉄)からも摂取でき
ますが、その吸収率では数倍の差があます。

ビタミンCやタンパク質などを含む食品も一緒に摂ると、吸収率が上がると言われていま
すし、血液を作るためにはビタミンB12や葉酸、ビタミンB6なども必要になりますの
で、貧血の改善には、鉄はもちろん必要ですが、それ以外の必須栄養素も不足しないよう
に注意をする必要があります。

よくわからないという人は、食生活の充実とともにフェリチン鉄(貯蔵鉄)を増やすよう
にしてみて下さい。一見、遠回りのようでもありますが、実は非常に理に適った鉄不足解
消方法なのです。




 

 

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