歯が浮いたような感じで痛みをともなう症状の原因と対処法

歯が浮いたような感じで痛みをともなう症状の原因と対処法

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1.歯が浮く・痛む原因

歯周病や虫歯などの問題がないのに、歯が浮いたような感じで痛みがあるという場合は、
疲労やストレスが原因になっていることがよくあります。疲労やストレスによる自律神経
の乱れから、血液やリンパ液の流れがスムーズに行かなくなることで現れる症状の1つと
いうことです。つまり、歯根膜周辺の血行不良による歯の違和感や痛みです。

             

歯根膜とは、噛んだときに、硬い・柔らかい・くっ付きやすいなどを判断する歯の周りの
組織のことで、この歯根膜が一時的に厚くなると、骨から歯が浮いているような感じにな
るのです。

一般的には、歯ぎしりや食いしばりも歯が浮く原因とされることが多いですが、そもそも
歯ぎしりや食いしばりの原因になっているのが疲労やストレスであることが多く、特に最
近になって歯が浮くような感じになったという場合は、歯ぎしりや食いしばりも含めて疲
労やストレスが原因であると考えるのが自然です。

また、意外に盲点になっているのが、食いしばりは寝ているときだけではなく、起きてい
いるときでも起きているということです。スポーツをしているときや、ゲームしていると
き、パソコン画面を熱心に見つめているときなど、何かに集中しているときにも無意識の
うちに、食いしばりによる強い圧力が歯にかかっていて、歯根膜にも圧力がかかっている
のです。

食いしばりというほどでなくても、固いものを食べ続けたり、ガムなどを長時間噛み続け
ることでも、よく似た症状が現れることがあります。

そして、最近よく言われているのが、パソコンやスマホ画面の見過ぎによる姿勢の悪さで
す。ストレートネックやカメ首などという言葉もありますが、総じてパソコンやスマホを
利用しているときの姿勢は悪いようで、それが原因の頭痛や肩こりはよく知られています。
しかし、そのようなときの姿勢は、下の顎が後方に引かれるような状態になり、上と下の
歯にズレが生じて噛み合わせが悪くなり、結果、歯が浮く、痛むと変化していくのです。

2.歯が浮くときの対処法

虫歯や歯周病などの病気がなく、ある日、突然、歯が浮いたような感じがして痛みがある
という場合は、現在の生活を見直してみて、ストレスや疲労がたまっていないか、パソコ
ンやスマホを長時間見続けていなかったか、読書やスポーツなど歯を食いしばるようなこ
とをしていなかったか、など、思い当たるところがあれば、それを控えて体を休めること
を考えましょう。歯根膜周辺の血行不良が原因の場合は、柔らかめの歯ブラシで、軽く歯
茎をマッサージすることで、歯が浮いた症状の改善が期待できます。手首の力を抜いて、
短時間のマッサージがおすすめです。強すぎたり、あまりしつこくやると、歯茎そのもの
を傷つけてしまいますので注意しましょう。

パソコン作業の多いデスクワークの人は、休めたくても休めないという問題もありますが、
最近はネックストレッチャーという優れたアイテムも販売されていますので、上手に活用
してみましょう。

疲労は休めば回復しますが、ストレスは意識の問題でもありますので、これといった共通
の解消法はありません。しかし、ふとしたときに、自分は今「歯を食いしばっている」と
感じたら、リラックスした気持ちになることから始めてみましょう。そして、次に同じよ
うな場面に出くわしたら、意識してリラックスするように心掛けましょう。

             

それで、歯ぎしりや食いしばりがすぐになくなる訳でもありませんが、経験を積むことで
少しずつストレスの解消術が備わってくるはずです。すると、自律神経も正常に働くよう
になると信じて実践してみましょう。


 

 

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