シミの原因は肌の老化
シミの原因と言えば、たいていは紫外線や肌のターンオーバーなど、わかりにくい説明が
並ぶのが一般的ですが、それらはすべて加齢による「肌の老化」が原因です。
なので、無駄な努力をしないために大事なことは、シミの種類を知ってその対策を立てる
ことです。
シミの種類としては、まず日光性黒子（老人性色素班）で、その原因は「紫外線」という
ことになります。しかし、これはゴルファーや農作業をするような人達のように過度に紫
外線を浴び続けているような場合で、普通には加齢による肌の老化の方が大きな原因です。
つまり、高齢になるほど増えていくシミということです。
次は、雀卵斑（そばかす）で、この場合は家族にも見られることが多く、だいたいは子供
の頃からすでに存在していて、その原因は「遺伝」によるものです。なので、ある意味ど
うすることもできないというより、あまり悩んだり、何とかしようと思わないことです。
思春期の頃には悩みの種になることもありますが、やがて年齢とともにあまり気にならな
くなる人も多いようですので、どうしても気になる人はコンシーラーなどで誤魔化すとい
う程度でいいような気がします。
そして、やけど、ニキビなど肌の炎症が原因のシミですが、こちらはその原因を知ってい
るのは本人だけ？という感じのシミで、時間の経過により消えていくのを待つことになり
ます。よほどのことがなければ、こちらもコンシーラーなどで誤魔化しながら消えて行く
のを待つのが無難な選択です。
最後は肝斑というホルモンバランスによるシミです。こちらは老人性色素班とは対照的に、
高齢者にはほとんど見られず、３０～４０代の女性の顔に多く生じるシミです。というこ
とは、このタイプのシミは加齢とともに消えていくということになりますね。（笑）
それがわかっているなら、あせる必要もありません。消えて行くまでコンシーラー等で対
応するのが賢明です。
シミ対策はエイジングケア
シミには４つの基本的な種類がありますが、積極的に対策をする必要があるのは老人性色
素班ぐらいで、それ以外は特別な理由がなければ、むしろあまり余計なことをしないで自
然治癒を待つというのが無難な選択と言えます。
つまり、コンシーラーなどで気になる部分をカバーしながら、気にならなくなるのを待て
ば良い訳です。そもそも顔全体を化粧品で誤魔化している訳ですから、シミも誤魔化して
も特に不思議なことではありません。ただ、それではあまりにもと思うなら、カバーしな
がらケアもできるというタイプのコンシーラーなら納得できるのではないでしょうか？
しかし、老人性色素班の場合は、その名の通り、エイジングケアによる肌の若返りが必要
になりますので、何もしなければ自然治癒はありません。シミというより肌そのものをケ
アする必要があるのです。それが結局はターンオーバーを回復させ、バリア機能の強化に
つながり、シミが生じる原因を予防することになるのです。
ただし、このような分野はサプリメントなどでは限界があります。それが紫外線や肌のタ
ーンオーバーなどによるシミ対策ということになっている訳です。
では、どうすればいいのかということですが、実はシミ・そばかすに飲んで効く医薬品
と
して認められているものがあります。医薬品はサプリメントなどのように華やかな宣伝は
しませんが、サプリメントのような曖昧な表現ではなく、しっかり効能が書かれています。
あなたは風邪を引いたら、お菓子屋さんで喉に良いというタブレット菓子を買いますか？
それとも、薬局で風邪に効くという薬を買いますか？
私なら、医薬品で内部から肌機能を回復させながら、シミをカバーしながらケアするとい
うダブルケアをすると思います。
