プラセンタの美容効果
アンチエイジングの救世主として近年よく見聞きするプラセンタですが、その実、漢方の
世界では2000年も前から愛用されていたんですね。漢方では紫河車(シカシャ)と呼
ばれ疲労回復や虚弱体質の改善など、中国の上流階級では古くから不老長寿の薬として重
宝されていたのです。
それが現代では、プラセンタ療法として、更年期障害や肝疾患、自律神経、免疫、解毒な
ど幅広い分野で保険適用の治療方法として使われているのです。
更に、美肌作用としてプラセンタが注目されることになったため、一般にも広く知れ渡る
ことになり、エイジングケアやシミ対策などの美肌を謳う製品には不可欠の存在になって
いるようなところがあります。
もちろん、裏付けがない訳ではなく、アンチエイジングの基本要素である「血行促進」「
抗酸化」「繊維芽脂肪増殖」とという3つの要素をすべて持っているのです。
人間は別ですが、本来、哺乳動物は出産後に自分の胎盤を食べてしまいますが、これは栄
養の宝庫である胎盤を食べることで、出産後の体力回復に役立つためと考えられています。
母体と胎児をつなぐ胎盤(プラセンタ)は、生命の成分と言われる「アミノ酸」「タンパ
ク質」「脂質」「糖質」をはじめ、活性成分の「ビタミン」「ミネラル」「核酸」「酵素」
などの重要成分が含まれているのです。
これだけを知っただけでも、美容や健康に詳しい人なら、体の機能や肌の健康に不可欠な
成分が満載されていることが容易に理解できると思いますが、敢えて美容面での効力を挙
げるなら、「自律神経やホルモンバランスの調整」「抗炎症作用」「抗酸化作用」「抗ア
レルギー作用」「組織修復作用」「代謝活性作用」などが深い関係にあります。
具体的には、プラセンタに含まれるペプチドやDNA、ヒアルロン酸、アミノ酸の効果で
コラーゲンの生成が促進され、肌のハリやツヤがよみがえる効果が期待できると言います。
プラセンタを選ぶ方法
現在のプラセンタは、「注射」「飲む」「塗る」の3種類ですが、どれを選ぶかはそれぞ
れの目的によって一概には言えませんが、まずは「信頼できる企業」が作っていることで
す。美容では、本来プラセンタとは哺乳類の胎盤から有効成分を抽出したエキスのことを
言いますが、中には植物性のプラセンタ風というものもよくあります。そこで、至極当然
の話ですが「哺乳類由来のプラセンタエキス」であることを確認しなければなりません。
次に、まちがいやすいのが「プラセンタ原液」や「プラセンタ100%」です。いわゆる
ジュースで言う果汁3%未満で、全体としては3%未満しか含まれていなくても、そこに
含まれている果汁は100%(原液)です。つまり「果汁3%」の部分が何パーセントで
あるかということが問題なのです。
もちろん、細かいことまで突き詰めれば、より良い製品が手に入ることになりますが、私
たちが普通に調べられるのは、そこに書かれていることを信じるしか方法はありません。
そこで、信頼できる企業が作ったものを選ぶことが結果として間違いが少ないということ
になるのです。
その上で、実際の化粧品選びで覚えておいて欲しいのは「良いものは高い」ということで
す。品質の良いプラセンタは、その原料からして高いものですので、製品になって安いは
ずがありません。
では、高くて高濃度なら良いのかというと、必ずしもそういうものでもありません。ある
程度のレベルまでは、プラセンタは濃い方が肌への効果も高くなりますが、必要以上に濃
くてもそれほど大差はありません。そこで、信頼できる企業が自信をもって推奨する濃度
で、あとは「肌への刺激」や「なじみ具合」「感触」などとの総合的なバランスで選ぶの
が利口な方法です。
初めてで、よくわからないという人にはプラセンタの原料メーカー「バイオアンチエイジ
ング」が責任製造販売する高濃度プラセンタ化粧品をおすすめしたいと思います。