肋骨に沿って起こる鋭い痛み肋間神経痛の対処法

肋骨に沿って起こる鋭い痛み肋間神経痛の対処法

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1.肋間神経痛とは

肋骨に沿って走る肋間神経が刺激されたり圧迫されて、痛みが生じる症状のことを肋間神
経痛と言いますが、これは病名ではなく症状名です。主な症状としては、一般的に左右ど
ちらかの胸や脇腹に突然ピリピリとした痛みが生じますが、たまに背中や脇の下が痛むこ
ともあります。

ただ、よく似た症状が現れる病気に、狭心症や心筋梗塞、肺塞栓、気胸など緊急を要する
ものもありますので、これまで経験したことがないような「胸の痛み」などを感じたとき
には、できるだけ早く医療機関で診断を受けるようにして下さい。

肋間神経痛の原因としては、姿勢の悪さや長時間の窮屈な姿勢による胸部や背中の筋肉の
緊張による肋間神経の圧迫、胸部や背中などへの外傷による肋間神経のダメージ、糖尿病
や帯状疱疹などによる神経障害、椎間板ヘルニアなどの骨や脊椎の異常による神経の圧迫、
胸部周辺の炎症や感染などが肋間神経の周囲組織に影響を与えることで痛みを引き起こす
と考えられています。

肋間神経痛の症状は、原因や個人差による違いがありますが、一般的には「突然の鋭い痛
み」で、深呼吸やくしゃみ・咳などで悪化することもあります。また、痛みと同時にしび
れや麻痺を感じることもあります。場所的には、胸骨から肋骨の領域の前面・背面、脇の
下に現れることが多いとされています。

2.肋間神経痛の対処

肋間神経痛の症状によって違いますが、重篤な状態でなければセルフケアでも改善するこ
とが可能ですが、一通りやってみても、いつまでも痛みが続くようなら医師の診断を受け
ることも必要です。

方法としては、安静を保つようにして痛みを軽減させるようにします。次に、痛みが起き
ている場所に温湿布・冷湿布をして炎症を抑えるようにします。このときによく聞かれる
のが、真逆のどちらの湿布が良いのかということですが、一般的には「冷湿布は筋肉痛や
捻挫など急性の炎症が起きているところ」で「温湿布は肩こりや腰痛など慢性的な炎症が
起きているところ」です。しかし、究極の選択の仕方としては「貼って気持ちよく感じる
方にすること」です。冷たい方が気持ちよく感じれば「冷湿布」、温かい方が気持ちよく
感じれば「温湿布」ということです。

また、痛いときには鎮痛剤や抗炎症薬を使いたくなるようで、市販薬についての相談も多
いですが、それほどまで痛いときには、医療機関で診察後に適切な薬を処方してもらうこ
とをおすすめします。どうしても難しいときには、薬剤師のいる薬局で相談してみると良
いかも知れません。肋間神経痛に限らず、神経痛の悩みがあり、思い通りに病院や薬局に
行けないという人は、生薬で構成された和漢薬を常備されておくと良いかも知れません。

そして、肋間神経痛の予防としては、正しい姿勢を学んで実行すること、胸や背中の筋肉
を強化するような体操や運動をすること、身体能力を越えた活動を慎むこと、ケガをしな
いように注意することです。頭の中では理解できても、なかなか実践できない人が多いよ
うですが、本気で肋間神経痛を改善するつもりなら避けて通ることはできません。





 

 

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