高血圧は塩分摂取量より不眠症による原因の方が大きい?

高血圧は塩分摂取量より不眠症による原因の方が大きい?

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   睡眠と血圧の関係とは   

血圧が高いから塩分を控える(?)という指導はそろそろ過去のものになりつつあります。
確かに、塩分を摂取すると瞬間的には血圧が上がりますが、それは高血圧症とはあまり関
係がなく、むしろ日本人は塩分(ミネラル)不足が指摘されているほどなので、ナトリウ
ムの単独過剰摂取ではなく「天然塩」はしっかり摂取すべきなのです。

では、高血圧の原因は何かということになりますが、これが原因ですと言える場合は少な
く、そこにはさまざまな因子が含まれています。しかし、そのような中でも比較的ハッキ
リとしていて、かなり大きな原因の1つとされているのが睡眠不足です。

             

何かの理由で睡眠不足のときに血圧を測ってみると、たいていは高くなっていると思いま
すので、睡眠不足と血圧の関係は比較的容易に理解できます。それは、睡眠が不足すると
自律神経の交感神経が活発になり、血液中にアドレナリンなどの興奮物質が増えることに
なります。つまり、手足の血管を収縮させ、心臓の働きを高めることになるため血圧が上
がることになるのです。

事実、近年は世界的に睡眠時間が短くなる傾向にあり、同時に高血圧症の人が増え続けて
います。また、睡眠障害と高血圧の関係もわかってきており、いわゆる難治性高血圧の原
因の1つに不眠症も加えられているのです。

特に、女性のホルモンバランスが変化する時期、男性の喫煙や飲酒、ストレスを受けやす
い環境と睡眠不足が重なると高血圧になりやすいと言われています。更に、中年以降は他
の要因も多く加わりますので、高血圧が心筋梗塞など突然死の原因になることもあります。
睡眠不足の日はアルコールの過剰摂取や暴飲暴食は慎んで、早めに帰宅して十分な睡眠を
とることを心掛けることが大切です。

   睡眠の質を上げるには   

血圧が高い人は降圧剤を処方されると思いますが、それを飲むと一時的には血圧が下がり
ますが、またすぐに高くなるのが普通です。その理由は、降圧剤は血圧を下げる薬品で、
高血圧を改善するものではないからです。

なので、高血圧症を治したいと思うなら、いつまでも「血圧が高いから降圧剤を飲む」と
いう習慣に頼っているのではなく、自分で血圧を下げる努力をしなければなりません。

             

そのような血圧を下げる有力な方法の1つに「十分な睡眠」があります。特に睡眠時間が
5時間以下で高血圧という人はやってみる価値があります。中年女性でそれに該当する人
は、睡眠時間7時間の人に比べ高血圧症が2倍というデータもありますし、高血圧症の人
の約半数が不眠の悩みも抱えているということも判っていますので、心当たりのある人は
真剣に考えてみても良いのかなと思います。

質の良い睡眠をとると言っても、どうすれば良いのかわからないという人も多いかも知れ
ません。確かに、誰でも不眠症になりたくて寝てる訳ではありませんが、理由がわからな
いから不眠症になっているので、そこのところを知らなければ不眠症は解消できません。

人は朝起きると交感神経が働き血圧を上昇させて1日の活動に備えます。そして夜になる
と副交感神経が働いて血圧を下げて睡眠に備えるのが正常なリズムです。

ところが、すでに高血圧の人は、副交感神経がうまく作用していない状態で夜を迎え床に
入ることになります。この時点ですでに「質の良い睡眠」から外れていることになります。

そこで、就寝前にリラックスして血圧を下げることになる訳ですが、ここはご自身で最も
良いと思われるリラックス方法を考えることになります。ただ、その場合あまり感心でき
ないのが睡眠薬に頼るということです。これは血圧が高いから降圧剤を飲むのと同じ原理
で、眠くはなりますが副交感神経の機能を高めるものではなく、脳の機能を麻痺させるタ
イプのものが多いからです。

しかし、それでは方法が見つからないという人には、私はもともと人間の体内にも存在す
る天然アミノ酸で興奮を鎮めリラックスをもたらす効果のあるギャバ(GABA)を配合
したコーヒーを飲むことをおすすめしています。

コーヒーなんか飲んだらよけい眠れなくなるんじゃ?と考えるかも知れませんが、カフェ
インは取り除かれていますし、寝る前でなくても1日に1杯、いつ飲んでも体内にアミノ
酸として補給されますので心配いりません。

高血圧症は、規則正しい生活習慣や運動、食生活で改善するのが理想ですが、それが難し
い人には、まずは睡眠の質を上げることから始めてみて下さい。




 

 

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