冷え性と貧血の深い関係!先に改善したいのは鉄不足?

冷え性と貧血の深い関係!先に改善したいのは鉄不足?

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貧血の人は体も冷える?

冷え症と貧血に悩む日本女性は半数以上とも言われていますが、実はこの2つには密接な
関係があるんです。それは、体が冷えることで血流が悪化し、消化器官や内臓の機能が低
下することで、栄養分の吸収率が悪くなり貧血になってしまう場合と、貧血になったため
全身が酸欠状態になって、各機能の働きが低下して発熱量も減ってしまうことで冷え性に
なる場合です。

どちらが先かというより、どちらか一方に気付いたときは両方の悩みを抱えていることが
多いので、その対策も両面からアプローチする必要があるのです。

ただ、冷え性と貧血はその対処法はかなり違っていて、冷え性対策は単純に「体を冷やさ
ないようにする」「適度な運動をする」「食生活・生活習慣を改善する」といった日常の
生活スタイルを少し変えてみるようなことが中心になりますが、貧血対策はそれほど簡単
ではありません。

貧血とは、血液の細胞の赤血球やヘモグロビンが低下する病気で、その種類もいくつかに
分かれており、当然原因も違います。なので、まずは自分の貧血の種類と原因を突き止め
ることから始めなければなりません。

         

とは言っても、貧血全体の7割は「鉄欠乏性貧血」と言われる種類のもので、その改善に
は鉄分の補給、と一般的に言われているようなところになります。

ただ、まれに溶血性貧血再生不良性貧血白血病などの病気である場合も考えられます
ので、出血しやすい、血が止まりにくいなどの症状が見られるなら医療機関で診察を受け
ることも必要です。

鉄欠乏性貧血の改善方法

鉄欠乏性貧血とは、わかりやすく言えば栄養障害で、体が必要とする栄養素(鉄)と摂取
する量のバランスが崩れている状態です。なので、貧血には鉄と言われているのですが、
貧血を改善するにはそれだけでは無理で、血液を造るために必要な栄養素であるビタミン
B12、ビタミンB6、葉酸
なども摂取しなければなりません。

そして、意外に見落とされているのが鉄分の吸収を妨げる成分です。その代表的なものが
カフェイン、タンニン、シュウ酸などで、コーヒーや緑茶、紅茶といった飲み物が好きな
人にはちょっと厳しくなりそうです。また、シュウ酸というのは鉄分が多い食材とされる
ほうれん草に多く含まれているのです。ただ、シュウ酸は水溶性物質なので茹でることで
影響を抑えることも可能ですので、覚えておいて下さい。

総体的に鉄が不足する人はすでに苦手食材なのだろうと思いますが、鉄をはじめビタミン
B群は、レバーや魚介類、乳製品、野菜類に多く含まれています。普通の食生活ならあま
り不足することのない成分ですが、貧血になっている人は長期にわたる偏食などが原因
不足していることが多いので、通常の食事の他にもこれらの栄養素をバランスよく含んだ
サプリメントなどを併用する必要があります。

代表的な初期の貧血症状

貧血と言うと「立ち眩み」を想像する人が多いですが、立ち眩みは急な動作により一時的
に血圧が下がり脳への血液の供給が追い付かず瞬間的に酸欠状態に陥った症状で、目の前
が暗くなったり、目がチカチカする症状ですが、これは起立性低血圧とか脳貧血という全
く別の症状で、貧血とは関係なく血液に異常がある訳でもありません。

貧血は長期間かけて少しずつ進行していくもので、急激に起こるような目だった症状がな
いのが普通ですが、その反面「何となく」という症状が多くなります。何となく頭が重い、
何となく肩がこる、何となく疲れるといったような症状に気付いたら貧血を疑ってみる必
要があります。もちろん血色がなくなるので顔色が悪くなったり、まぶたの下の裏側の赤
味が無くなるというような症状も出てきます。

         

貧血とは、つまるところ体全身が酸欠状態に陥っている状態ですので、動悸・息切れ、め
まい、肩こり、頭痛などが取り上げられることが多いですが、「食べ物が飲み込みづらい」
「口の端が切れる」「硬いものを食べたくなる」「酸味を感じやすくなる」「髪がカサつ
く」「枝毛・抜け毛が増える」「爪が割れやすい」といったような症状も貧血のサイン
あることが多いので、注意していると貧血の早期発見に役に立ちます。




 

 

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