突然の痛みで腕が動かせない症状五十肩のセルフケアの仕方

突然の痛みで腕が動かせない症状五十肩のセルフケアの仕方

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1.五十肩の原因とは

痛みをともなう肩関節障害が突然現れる症状を五十肩(肩関節周囲炎)と呼んでいます。
片側の肩のみに痛みや運動障害が出るのが普通で、50歳代を中心に40歳~60歳代に
多く、特別な原因というものもなく発症するのが特徴です。痛みを伴やないケースもあり
ますが、たいていの場合、五十肩を訴えるのは日常生活に支障が生じるような強い痛みが
出ている人であることが多いので、年齢的に近い人は自分なりのケアの仕方を考えておく
と役立つかも知れません。

             

医学的には明らかな原因は分かっていないということですが、加齢による骨や軟骨、靭帯、
腱などの機能低下で、関節組織に炎症が起こるためと考えられています。早い話が老化現
象の1つということで、運動不足や気温の変化などによる血液循環の悪化などが加わるこ
とで発症しやすくなると言われています。

症状としては、急性期・慢性期・回復期と分けられているようですが、急性期とは五十肩
発症後の2週間ほどの期間ですが、この時期の肩の痛みは安静時でも夜間でも強い痛みに
おそわれます。慢性期は肩の痛みは徐々に軽減しますが、肩の可動域は狭いままの状態で
おおよそ6カ月続くと言われています。回復期に入ると、肩の痛みも可動域も少しずつ回
復してくるというのが一般的な症状の変化です。

急性期から回復期までの所要期間は約1年とされていますが、実際は何らかの五十型の症
状が無視できない程度に残るという人が半数に上ると言われていて、それも平均して7年
程度も続くと言われていますので、本当のところは回復したのか慣れてしまったのかよく
分からないというところかも知れません。

ときどき四十肩とかいう言葉も聞きますが、発症年代の違いだけで、内容は同じです。

2.五十肩の予防とケア

老化現象的な原因の症状は、正直なところどうすることもできませんが、それでもその発
症時期を遅らせたり、軽症で済ませる方法はあります。

まずは、肩への血液の循環を良くすることです。運動や体操などで適度に肩を動かしたり、
日常生活でも肩を冷やさないようにすることが大切です。

食事は栄養バランスを考えて、食材が偏らないように注意し、甘いもの・アルコール類の
摂取を控えるようにしましょう。すでに五十肩の症状が出ている人には、漢方処方で体を
温め肩関節の炎症を鎮める効果があるとされているシジラックを試してみると良いかも知
れません。

また、応急処置としては「痛い方の肩を上にして寝る」「痛み止めを飲む」といったこと
も効果的な方法ですが、痛み止めで五十肩が治ることはありませんので、常用するのはや
めましょう。

五十肩になりやすい人に姿勢の悪い人が多いとも言われています。猫背を指摘されたこと
のある人や、姿勢の悪さを自覚している人は、今日から姿勢の矯正にとりかかるようにし
てみましょう。

        

五十肩になると、初期の頃の痛みがよみがえって、なかなか腕を動かしたくないものです
が、何もしなければ、そのまま可動域が狭い状態で固まってしまうこともありますので、
痛みが弱まったら、肩を温めながら少しずつ可動域を広げる努力もしてみましょう。ただ
し、痛みを我慢して無理に動かすと、よけいに症状が悪化して運動障害が残る可能性もあ
りますので、状況をしっかり見極めながらリハビリに努めましょう。

たまに腱板断裂という五十肩とよく似た症状を五十肩と考えている人もいますが、腱板断
裂は肩腱板が損傷した症状で、痛みの現れ方はよく似ていますが、現れ方が少し違います。
五十肩は腕を上げる動作、腕の上がる上限で痛みが生じますが、腱板断裂は腕を上げる途
中の一定の範囲で痛みが生じます。そして腱板断裂では関節の動きが制約されることはあ
りません。

五十肩は老化現象の1つなので、誰にでも起きる可能性はありますが、運動や食生活に気
を配り、起きないようにするのがベストですが、もし起きてしまったら、放置せず適切な
ケアを行うようにしましょう。自分ではどうすることもできない場合は整形外科などを受
診してみましょう。


 

 

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