脂質異常症って病気? 症状とリスクのよくわかる超簡単解説!

脂質異常症って病気? 症状とリスクのよくわかる超簡単解説!

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脂質異常症とは

「高脂血症」という名称の方が馴染みがあるという人も多いかも知
れませんが、血液中に中性脂肪や悪玉コレステロールが多すぎると、
動脈硬化症になりやすいとされていて、この2つが多すぎることを
高脂血症と呼んでいました。

ところが、最近の研究で、悪玉コレステロールや中性脂肪値が高い
だけではなく、善玉コレステロール値が低い場合でも同じようなリ
スクがあるということがわかり、これらの3つの症状のことをまと
めて「脂質異常症」と呼ばれるようになったのです。

      

では、脂質異常症と診断されるとどなるのかというと、それだけで
は特に何事もありませんが、動脈硬化と呼ばれる血管の老化を進行
させる原因になるのです。

つまり、ホースで水を流しているだけなら、水垢でホースが詰まっ
て自然老化するまでには、かなりの年月がかかりますが、オイルな
どを混ぜて流すとすぐに詰まってドロドロになってしまいますよね。

そして、水に多くの油分を混ぜた状態と、油分が少なめでも水分が
さらに少ない場合には同様のリスクがあるということになります。

つまり、このホースのような状態になった血管を「動脈硬化」と言
い、その詰まる主原因の1つが「脂質異常症」ということなのです。

動脈硬化が進むと、全身の動脈が硬くなって老化し、血管の内側が
詰まって狭くなると血液が通りにくくなります。

      

心臓の血管が詰まれば心筋梗塞、脳の血管が詰まれば脳梗塞といっ
た生命にかかわる重病があとに控えているから、そうならないよう
に脂質異常症と診断されたら、できるかぎり正常に戻すことが大切
と言われているのです。

特に欧米化した近年のライフスタイルでは、脂質異常症から動脈硬
化症へというパターンが増え続けています。

 脂質異常を改善するには

脂質異常症と呼ばれるのは、

LDLコレステロール 140mg/dL以上
HDLコレステロール  40mg/dl未満
中性脂肪       150mg/l以上

という基準で判断されています。

しかし、動脈硬化のリスクはこれ以外にも、

・年齢(男性45歳以上、女性55歳以上)
・高血圧
・糖尿病
・喫煙
・家族の冠動脈疾患既往歴

などが加わり、該当項目が多い人ほどリスクが高くなります。

では、具体的にどうすればいいのかということですが、まずは何と
言ってもポイントは食事療法ということになります。

     

できれば、コレステロール摂取量は1日300mg以下にすることが
望ましいのですが、基本は和食で、朝昼夕食はきちんととり、腹八
分目、アルコールは控え目(ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合
が目安)で、食物繊維を多く、清涼飲料水、菓子などは控えること
などです。

また、同じ油でも、動物性脂肪や菓子、乳製品に含まれる油より、
質の良い脂肪酸と言われるゴマ油、オリーブオイルなどの植物油脂、
サバ、イワシなどの魚類脂肪を摂ることがが望ましいのですが、い
ずれも過剰摂取は好ましくありません。

食事療法と合わせて適度に体を動かすことは、直接脂質の低下にも
貢献しますが、運動不足は動脈硬化が進みやすいとや、ガンをはじ
め、あらゆる面で死亡率の高いことも分かっていますので、食事療
法と合わせて運動も取り入れることをおすすめします。

          

また、気にはなっているけど、なかなか思うようにならないという
人は、何もしないよりはサプリメントなどを活用して、少しでも症
状の改善を目指すようにして下さい。



 

 

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