動脈硬化と動脈硬化症の違いと予防・改善法

動脈硬化と動脈硬化症の違いと予防・改善法

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1.動脈硬化と動脈硬化症

動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなって弾力性がなくなってしまった状態のことを言いま
す。その原因は、加齢(老化)や高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの病気による血管へ
のダメージの蓄積によるところが大きいと言われています。他にも、喫煙・運動不足・ス
トレス・偏食・飲酒なども動脈硬化リスクを高める要因とされていますが、それらが複数
重なるほど発症しやすくなります。

そして、この動脈硬化が原因で引き起こされるさまざまな病態の総称のことを、動脈硬化
症と呼んでいます。

動脈硬化とは、簡単に言えば動脈の老化現象で、高齢になれば誰にでも起こるものでもあ
り特別なことではありません。この場合、比較的太い中動脈に石灰化が起こりますが、若
い世代にも起こるのが、動脈の内壁にコレステロールなどの脂質がたまり、アテロームと
いう膨らみが生じて内膜を狭くすることで、脳や心臓の病気の原因となることでよく知ら
れている動脈硬化のタイプです。

           

動脈は、内膜・中膜・外膜の3層からできていますが、加齢による場合は中膜、アテロー
ムによる変性は内膜に変化が起きます。そして、もう1つあまり知られていないものに細
動脈硬化があります。これは、長期間にわたり高血圧が続いた結果、動脈の末梢部分が硬
化するものです。

この中で、もっとも問題になりやすいのがアテローム変性の動脈硬化で、30代や40代
でも起こりやすく、ストレス・美食・肥満・糖尿病など、おなじみの言葉で表現される動
脈硬化で、心臓や脳の病気につながりやすいことから、動脈硬化の代名詞のようになって
います。実際、寿命を縮めることにつながるのは、加齢によるもの以外の動脈硬化と言わ
れています。

2.動脈硬化の治療・改善法

加齢による老化は、ある程度は仕方ないにしても、若いうちから動脈硬化というのでは、
先々いろいろな病気で悩まされることになりますので、できれば早くから治療を心掛ける
という気持ちが大切です。特に、動脈硬化は大動脈に起きていても、目立った症状がない
ため放置されがちですが、心臓の冠動脈や脳動脈に硬化が起こると、心筋梗塞や脳梗塞な
どの重篤な病気に関係してきますので、胸の痛みや冷や汗、肩の痛み(心筋梗塞)、めま
いや頭痛、耳鳴り(脳梗塞)などの症状が頻繁に現れるようなら、出来るだけ早期に検査
を受けるようにしましょう。

動脈硬化を治療・改善するためには、生活習慣を正し、仕事疲れが残らないようにしたり
することを基本に、食事の量は体重が増えないこと、脂質の多い食べ物を減らすこと、ア
ルコール摂取を減らし、禁煙をすることです。すでに、糖尿病、高血圧などを指摘されて
いる人は、そちらの治療も必要です。

また、慢性的にコレステロール値が気になっている人は、一度ヘルスオイルなどでリセッ
トに取り組んでも良いのかなと思います。同時に、ウォーキングなどの軽い運動もするこ
とで、更に効果が上がると言われています。

             

まずは、今日から毎日、同じ時間に体重を測ることから始めてみましょう。高血圧や糖尿
病の人は、血圧や血糖値も同じように測定する習慣をつけることが、動脈硬化をはじめ生
活習慣病改善の第一歩です。やろうと思えば出来ることを確実にやることです。


 

 

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