花粉症の季節の盲点は夕方の花粉の飛散対策

花粉症の季節の盲点は夕方の花粉の飛散対策

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1.花粉症の発症まで

花粉症の主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻の症状と、目のかゆみ・充血な
どの目の症状が一般的なものです。もちろん、皮膚のかゆみや喉の痛み、咳、頭痛など、
他の症状が出ることもあります。

花粉症が起きるメカニズムは、異物から体を守ろうとする私たちの免疫機能が、過剰に反
応する(アレルギー)ことが原因で、その異物が花粉ということです。

             

つまり、異物である花粉(アレルゲン)が粘膜に侵入すると、それに対抗するための物質
lgE抗体を作り出します。次に同じアレルゲンが再び侵入したとき攻撃する準備が整っ
た状態(感作)です。ただ、この場合でもすぐに花粉症が発症するかと言えば、必ずしも
そういうものでもなく、個人差があって、数年から数十年にわたって花粉を浴び続けてい
くうちに、lgE抗体が蓄積されて行き、一定の水準に達した時に鼻や目に花粉症の諸症
状が現れるようになることも多いのです。これまでは何もなかったのに、突然花粉症にな
ったというケースがそれです。

花粉症の時期は、風邪の時期でもあり、くしゃみ、鼻水など症状も似ていて判断が難しい
かも知れませんが、花粉症の場合は、高熱・激しい喉の痛み・粘り気のある鼻水などの風
邪特有の症状がなく、連続したくしゃみ、水のような透明な鼻水、目のかゆみがあるよう
な場合は花粉症である可能性が高くなります。

すでに何年も花粉症を経験している人は、おおむね花粉の飛ぶ時期や時間帯を知っている
ため、それなりの準備をしている人が多いと思いますが、そのほとんどは午前中で昼頃ま
でには落ち着く傾向にあるとしています。しかし、夕方の気温が低下する頃にも、上空か
らの花粉が落下したり、地面の花粉が舞い上がったりするピークの時間があるのです。

なので、花粉対策は午前中や日中だけでなく、夕方の飛散にも十分注意しましょう。

2.花粉症の対処方法

花粉症の予防・悪化を防ぐには、できるだけ花粉を避けることですが、それほど簡単なも
のではありませんね。そこで、外出するときはマスクやメガネ、帽子、スカーフなどを使
て極力花粉から身を守ることや帰宅後にはうがい・手洗い、洗顔、鼻をかむなどが推奨さ
れていて、そのようにされている人も多いと思います。

           

花粉は小さいので、完全に防げるものでもありませんが、一定の効果は期待できますので
やはり、良いということはやってみることです。ただし、初めての人は仕方ありませんが、
何年も経験している人は、症状が出る前の対策が有効ですので、ぜひ早めの対策をされる
ことをおすすめします。

遅くとも「鼻がムズムズする」ようなときにはアレルギー症状を抑える作用のある鼻炎薬
を飲むなど、初期症状のうちから十分な対策をすることです。同時に、十分な睡眠やバラ
ンスの良い食事、適度な運動など、体調管理にも気を配ることが大切です。

花粉症の症状が出てしまったら、抗ヒスタミン系の薬を飲んでみましょう。最近は、口が
乾く、眠くなる、といった症状の少ないものもありますので、試してみても良いのかなと
思います。

花粉は、午前中に郊外、住宅地、都市部へと飛散して、昼頃までがピークです。その後、
いったん落ち着く時間帯がありますが、気温の変動による空気対流が起きる夕方頃に再び
ピークを迎えます。鼻炎薬を飲んでいても夕方には効果がなくなったと感じる人が多いと
言われていますが、確かに有効時間の問題もありますが、その時間帯に再び飛散が増えて
いることも覚えておく必要があります。


 

 

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