腸が弱いという意味
腸は食べたものを消化し、栄養分を吸収し、残りカスや老廃物を排出する働きをするとい
うのが表向きの活動ですが、それ以外にも、腸には免疫細胞全体の６割以上が存在してい
たり、神経伝達物質を作っていたり、睡眠ホルモンなども作られていたりします。
これが、美容やダイエット、アレルギー疾患、精神安定などにも腸活と言われる理由です。
では、具体的にはどのような腸を目指すのかと言えば、いわゆる「快便」という状態で、
「バナナのような大きさで、悪臭もなく、スルっと自然に出る」ような便になるような
腸のコンディションを作るということです。
難しい腸内細菌のバランスをいろいろ考えるより「便」の状態でチェックすればよいので
す。というと、腸に良い食べ物などが紹介されることが多いですが、もちろんそれも大事
ですが、グルテンなど腸に悪い物を入れないようにすることです。
腸内フローラのバランスを整えるとか、あまりよくわからない難しいことより、まずは小
麦粉を原料にしているパンやうどん、揚げ物などグルテンフリーの食事に変えてみるだけ
でもかなり様子が変わってきます。
更に、整腸効果があると昔から有名な発酵食品や６番目の栄養素である食物繊維、７番目
の栄養素と言われるファイトケミカルなどを積極的にとり入れるようにすることで、これ
までの不調がうそのように改善されたという例も少なくありません。
つまり、腸が弱いと思っているのは、単純に腸に良くない食べ物を摂り過ぎているような
ことが案外多いのです。腸に良い食べ物を普通に食べれば、自然と腸内細菌のバランスも
整い、それを続けていると強い健康な腸の状態になってくるのです。
腸活のための食生活
糖質（炭水化物）・タンパク質・脂質を３大栄養素と言い、そこにビタミン・ミネラルを
加えたものが５大栄養素であることはよく知られていますよね。そして、腸活と言えば、
必ず出てくるのが食物繊維で、これは第６の栄養素と呼ばれています。更に、最近の栄養
学の世界では第７の栄養素として注目されているのがファイトケミカルなのです。
ファイトケミカルとはどういうものかと言うと、もうすでに名前はご存知の人が多いと思
ますが、赤ワインなどに含まれるポリフェノール、ブルーベリーに含まれるアントシアニ
ン、トマトに含まれるリコピンなど、いわゆる活性酸素を除去する働きがあることで知ら
れている成分のことです。
とは言っても、現在知られているのはまだほんの一部分で、その先には１万種類にも及ぶ
ファイトケミカルが発見されるとも言われています。
美容ならともかく、活性酸素と腸活はどう関係するのか不思議に思われたかも知れません
が、便秘は活性酸素により腸が酸化された状態で起こる現象であると言われています。
つまり、これらの食品をバランスよく食べることが、理想的な腸活につながるのですが、
腸活が必要な人には、それがそもそも難しい訳ですよね。特に食物繊維やファイトケミカ
ルが不足気味になっていることが多いと言われています。ところが、意外にもそれらを多
く含んでいるのが青汁という誰でも知っているサプリメントなのです。
もちろん青汁と言っても、１～２種類の野菜で出来ているものが多いですが、ちょっと珍
しい青汁がありますので、腸活のために食物繊維やファイトケミカルを意識して飲んでみ
ようという人にはドクターベジフル青汁をおすすめしたいと思います。
