糖尿病と診断されて血糖値を下げる一番の方法は食事療法

糖尿病と診断されて血糖値を下げる一番の方法は食事療法

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1.糖尿病と血糖値

糖尿病とは、血液中のブドウ糖の量を一定の範囲に調整するインスリン(膵臓から出るホ
ルモン)が十分に働かなくなって、血液中のブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気のこと
を言います。そして、高血糖の状態が長期間続くことで、将来的に、より重い病気(慢性
合併症)につながるリスクが高くなるため、血糖値を下げるような生活をすることが必要
とされているのです。

インスリンの効果が低下する原因は、膵臓の機能が低下して、十分なインスリンが作れな
くなった場合、インスリンは十分作られているが、その効果を発揮できない状態にある場
合が考えられますが、高齢になるほどその条件に当てはまる人が多くなるため、結果とし
て、高齢者には糖尿病が多くなるということになります。

ここで取り上げている糖尿病とは、主に生活習慣が関係している2型糖尿病(糖尿病全体
の95%以上)のことです。

糖尿病の判定基準は、空腹時血糖値100mg/dL、食後血糖値140mg/dL、ヘ
モグロビンA1cが6.2%未満を正常値としていて、それ以上は正常高値、境界型糖尿病、
糖尿病に分類されています。

ただ、高齢になるほど膵臓機能の低下や血中の糖を消費する代謝機能の低下などにより、
血糖値が高くなる傾向にあり、実際のところ、70歳代では約半数が正常値から外れてい
ると言われています。だからと言って、食事量を減らせばそれで良いのかというと、そう
いうものでもなく、もともと糖質の過剰摂取が原因という訳でもないので、血糖値さえ正
常であれば栄養が不足しても良いということにはならないのです。高齢者の場合は、そこ
のところが難しいのです。

2.血糖値の下げ方

30代や40代で2型糖尿病と診断された場合、その原因の多くは糖質の過剰摂取とエネ
ルギーの消費不足です。つまり、食べ過ぎ・運動不足です。なので、このタイプの人は、
ウォーキングなどの有酸素運動を習慣化することと、腹八分目(特に糖質の摂取を控える)
ことが一番の目標になります。糖質と言えば「甘い物」をイメージする人が多いですが、
実は、日本人の主食である「米」「パン」「麺類」など炭水化物の過剰摂取が大きいとさ
れています。

ここでよく言われるのが「糖質制限食」ですが、炭水化物は高血糖の大きな要因ではあり
ますが、同時に3大栄養素の1つでもありますので、完全に抜くことは問題です。別の意
味で身体的な不調を招くことになります。なので、糖質を少なくするという方向で考える
ことが大切です。

50代からの中高年になってくると、基本的な考え方は同じですが、高齢になるほど栄養
と血糖値のバランスが難しくなります。特に60代以降になると、そもそもが小食・栄養
不足の人も多くなると言われています。そのような状態で、さらに食事制限をするという
のも考えものです。そこで、現在の年齢にもよりますが、全体のバランスを考えるという
のも1つの方法です。

つまり、糖尿病も心配だけど、栄養不足で転倒して寝たきりになるくらいなら、血糖値が
少しくらい高くても、といった割り切りも必要なときがあります。かく言う私も、空腹時
血糖値170、食後血糖値230ぐらいで、もう10年以上生活していますが、今のとこ
ろ特別な体調の変化は見られません。むしろ、初期のころに糖質制限をして、髪は抜ける、
歩くとふらつく、といった状態より、今の方が元気になっています。何が言いたいかとい
えば、ある程度の年齢(高齢者)になると、世の中の常識から少し解放されても良いので
はないかなということです。

もちろん、無視して良いということではありませんが、例えば血糖値の高い人に人気のあ
サプリメントなどを試してみるといったことでも、血糖値を意識しながら生活をすると
いう目標からは離れていないと思うのです。