１．植物幹細胞エキスとは
医療の世界でも美容の世界でも、最近よく見聞きする「幹細胞」で
すが、幹細胞とは「細胞のもとになる細胞」のことなんですね。
つまり、さまざまな細胞を作りだしたり、同じ細胞の分身を作った
りする能力があるんです。
そもそも生物は、細胞の集合体で構成されていて、常に古いものか
ら新しいものへと生まれ変わって生命を維持しているのですが、そ
の細胞の生まれ変わりに関係する重要な働きをしているのが「幹細
胞」ということです。
動物も植物も生物である以上、この「幹細胞」が存在し、砂漠にポ
ツンと咲く花にも、樹齢数百年の大木にも幹細胞があり、特に植物
の持つ生命力は我々の想像をはるかに超えたものがあります。
そこで化粧品では、この植物の幹細胞を培養し、エキスを抽出した
ものをエイジングケア製品などに使用しているのです。
その代表的なものが、「リンゴ幹細胞エキス」と「アルガン幹細胞
エキス」で、前者は抗酸化力が高く、後者は肌のたるみなどに効果
的と言われていて、エイジングケア化粧品には欠かせない成分とな
っています。
２．植物幹細胞が使われる理由
植物幹細胞と同じくよく出てくるのが「ヒト幹細胞培養液」ですが、
ヒト幹細胞培養液は、肌の細胞を修復したり再生したりするという
意味では効果的ですが、植物はご存知のように、水分と抗酸化で生
き続けているようなところがあり、その高い保水力と強い抗酸化作
用は細胞レベルで肌を守ることができるのです。
なので、エイジングケア化粧品では、植物幹細胞を使うことが多い
のですが、その中でも特に優れたアンチエイジング効果を期待され
るものに、４ヶ月も腐らないスイス産のリンゴや、モロッコの樹木
アルガンツリーの幹細胞エキスが、肌本来の力を引き出し、若々し
いハツラツとした肌を保つ代表格として使われているのです。
日本人の肌の弱点は保水力と言われているように、これらの成分が
まさに日本人のエイジングケアに最適な植物幹細胞と言えるのです。
では、そのエイジングケアの始め時はいつなのか？ということです
が、「顔がくすんで顔色がすぐれない」「ハリがなくなって顔が大
きくなったような気がする」「唇の輪郭がハッキリしなくなってき
た「化粧が崩れやすくなった」「目尻や口元に小じわが目立つよう
になった」「保湿をしていても乾燥しやすくなった」というような
症状を感じたら、エイジングケアを始めるときです。
というと、やはりオールインワンとか出来るだけ手抜き時短を考え
たくなりますよね。（笑）
でも、エイジングケアは最初が肝心なんです。
この時期は、古い角質を取り除き、シワやたるみ感を修復、シワや
たるみの予防という個々のエイジングケアをしっかりやることが大
切なポイントで、ここは手を抜いてはいけません。
用意するものは、洗顔石鹸、古い角質落とし、化粧水、美容クリー
ムといった個別のケアアイテムで、きっちり準備を整えて、自信が
もてるようになったら、オールインワン等、生活スタイルに合った
ものを選ぶのも良いかも知れませんが、まずはエイジングケアの基
本をしっかりやることをおすすめします。
「」という「リンゴ幹細胞」「アルガンツリー幹
細胞」エキスの両方を主体にしたエイジングケアの化粧品ですが、
そのトライアルセットが２２００円で販売されています。
エイジングケアをこれから始める人はもちろん、まだ自分に合った
化粧品に出会えていない人にも、おすすめできる優良製品です。