帯状疱疹が再発したら免疫低下の原因を調べてみること

帯状疱疹が再発したら免疫低下の原因を調べてみること

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1.帯状疱疹と症状の特徴

帯状疱疹とは、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。はじめは
皮膚がピリピリする神経痛のような痛みを感じ、その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状
に体の左右どちらかに現れ、徐々に痛みが強くなります。痛みは、夜も眠れないほど激し
くなることもありますが、皮膚の症状が治まると痛みも消えます。たまに皮膚の症状が消
えた後も痛みが続くことがありますが、これは神経の損傷によるよくある合併症で、帯状
疱疹後神経痛と呼ばれる症状です。皮膚の症状が治った後も3カ月以上痛みが続く場合に
そのように診断されますが、高齢者に比較的多く見られる症状です。

             

帯状疱疹というのは、水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することで起こる病気です。子供の
頃に感染することが多く、水ぼうそうと呼ばれていますが、実はこのときのウイルスが、
病気が治った後にも体の神経節に潜伏しているのです。このウイルスは普段は活性化する
ことはありませんが、加齢や疲労・ストレス・免疫抑制薬の使用などで免疫機能が低下し
たときに発症することが多いと言われています。

なので、一般的には帯状疱疹は周囲の人にうつることはありませんが、一度も水痘・帯状
疱疹ウイルスに感染したことがない人には感染することはあります。

帯状疱疹で病院へ行くと、水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える薬を処方されますが、
この場合は72時間以内に飲み始めるのが効果的と言われていますので、帯状疱疹に気付
いたら、できるだけ早く医療機関で診察を受けて、薬は指示通りにきっちり飲むことが大
切です。自分の判断で勝手に服用をやめたりしないことです。

2.帯状疱疹の再発を防ぐ

日本人の90%以上は、水痘・帯状疱疹ウイルスを持っていると言われていますので、ほ
とんどの人に再発の可能性はあります。帯状疱疹は皮膚に現れる発疹ですので、痛み以外
のことはあまり話題になりませんが、顔面に症状が現れると、角膜炎や結膜炎、ぶどう膜
炎などの合併症を引き起こすこともあり、重症化すれば視力低下や失明に至ることもあり
ますし、ラムゼイ・ハント症候群と呼ばれる顔面神経麻痺などを引き起こす合併症もある
のです。

なので、帯状疱疹が発症したら(特に顔や頭部)早めに病院へ行くことですが、先にも書
いたように、帯状疱疹は免疫機能が低下しているときに発症しやすいと言われていますの
で、同時に自分なりに発症原因も調べておくことが再発予防の基本です。

             

加齢は仕方ないにしても、疲労やストレスは自分で何とかできるものですので、その辺の
ところをしっかりと調べてみることです。また、免疫を低下させないためには、日頃から
の体調管理が大切で、食事のバランスや睡眠などを中心に、十分な休息、ストレス解消、
適度な運動といった健康的な生活を心掛けることです。

特に高齢者の場合は食事による栄養が不足していることも多いので、若い人も含めて必要
があればサプリメントなどで栄養補給も考えましょう。

帯状疱疹はひどくなる前に治療をすることですが、再発させない体調管理がもっと大切で
す。特に最近は得体の知れない感染症も流行していますので、そのような病気に対する予
防のためにも、帯状疱疹が出るような体調(免疫の状態)は改善しておく必要があります。


 

 

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