目の疲れがとれにくい(眼精疲労)対策は姿勢の見直しから

目の疲れがとれにくい(眼精疲労)対策は姿勢の見直しから

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1.目の疲れと自律神経

目が疲れる要因はいろいろありますが、そんな中でも、一般的にはあまり知られていなく
て、深く関係しているものに自律神経があります。それは、近年、デスクワークでパソコ
ン操作をしている人が、眼精疲労を訴えることが多いこととも関係があります。

パソコン画面を見ているのだから、目は疲れて当然のような気もしますが、実は、それに
拍車をかけているのが自律神経なのです。つまり、パソコン操作をしているときは、ほと
んどの人が首猫背になっています。そのようなときはパソコン画面に集中していて、自律
神経は交感神経優位の状態になっています。

           

狩猟生活をしていた頃から、人間の交感神経が優位に立つ状態とは、獲物を見つけたり、
敵から身を守るために緊張した状態で、その機能が今も受け継がれているのです。

まわりくどい説明になりましたが、要するに、首猫背の状態は交感神経優位の状態で、緊
張して遠くを見るのに適した状態(戦闘モード)になっているということなのですが、本
来は近くを見るときは副交感神経が優位の状態(リラックスモード)なのです。

近くを見ているのに、遠くを見るための神経が働いていることが目を疲れやすくするので
す。同じ理屈が肩こりや頭痛などにも当てはまることになります。

なので、パソコン作業中でも、ときどき画面から離れて休憩したり、ストレッチをしたり
してリラックスすることがすすめられている訳ですが、それ以上に注意すべきはパソコン
操作中の姿勢を正すということです。

2.パソコン操作と姿勢

パソコンの中でも、最近多いのがノートパソコンで、持ち運びや机の上の掃除などにメリ
ットが多いのは事実ですが、姿勢ということで言えばデスクトップタイプの方が好ましい
と言えるかも知れません。

ノートパソコンは、ディスプレイとキーボードが一体かされていて、しかも小さいため、
どうしても姿勢が悪くなります。もちろん、それでピッタリ合っている人は問題ありませ
んが、日頃から目が疲れやすいと感じている人は、外付けのキーボードやディスプレイな
どもありますので、できるだけ負担の少ないように調整してみることがもおすすめです。

そして、姿勢ですが、一般的にはディスプレイまで何センチとか、首の角度は何度とか言
われていますが、上半身は立った姿勢のまま椅子に座った状態が一番自然ですので、それ
を基準に、見やすい位置にディスプレイ、打ちやすい位置にキーボードというのが私のお
すすめの姿勢です。

             

あとは、すでによく知られているように、1時間作業したら5分程度は休憩する、目が乾
いたり疲れたら目薬をさす、ホットアイマスクで目の周辺を温めるなど、必要なケアをし
ながら、自分に合ったスタイルで続けることです。

すでに猫背(首猫背)で悩んでいる人にはネックストレッチャーがおすすめです。私も1
日5分ほど寝る前に使っていますが、肩も腰もスッキリした気分になります。また、猫背
が気になる人にはバックストレッチャーが役に立つかも知れません。

仕事で目が疲れ気味の人は、まずは正しい姿勢を習得することから始めるのが効果的です。


 

 

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