宿便はないけど滞留便はある?どちらにしても美容にも健康にも毒!

宿便はないけど滞留便はある?どちらにしても美容にも健康にも毒!

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宿便と滞留便

よく断食などの目的の1つに「宿便を出す」というようなことが語られていたり、腸内細
菌を扱う書物などには「宿便は存在しない」などと書かれていたりして、どちらもそれな
りに説得力のある内容になっています。

しかし、一般的に腸内環境を改善して美容や健康に役立てたいと考える人にとっては、少
し迷惑な話でもあって、実際、宿便というものが「有るか無いか」で対処方法もずいぶん
違ったものになってしまいます。

そこで、今回は「宿便」とは何かということについてですが、これまで言われているのは
「宿便とは腸にこびりついた大便」ということなんですね。それに対して「滞留便」とい
うのは「排出されずに腸に残った大便のこと」と言うのですが、何となく滞留時間に多少
の違いが感じられますが、ほぼ同じようなことのような気がしますよね。

          

そうなんです。実はどちらも同じことなのですが、宿便というのは医学用語にはなく、滞
留便というのが医学的には正しいということになるのです。いずれにしても、滞留便は腸
内で腐敗し、毒素を発生することで腸内環境を悪化させる大きな原因になりますので、放
置せずできるだけ早期に取り除くことを考えなければなりません。

そして、ここからがもうよくご存じかと思いますが、いわゆる宿便から発生する毒素によ
り腸内環境が悪化すると、便秘や下痢をはじめ、肌荒れ、肩こり、老化、アレルギー、肥
満などの美容面や健康面でのトラブルが起こりやすくなります。更に、最近の研究では、
脳で分泌されるようなホルモンの分泌も腸内で分泌されていたりすることも分かっていて、
今さらながらに滞留便(宿便)対策は真剣に取り組む必要があるということなのです。

宿便をなくすには

もうすでに、乳酸菌で腸内環境を整えるとか、食物繊維で便秘を解消するとか、いろいろ
試された人も多いかも知れませんが、あまり納得できていないなら、それも間違った情報
を信じているためかも知れません。

もちろん、乳酸菌も腸全体の健康のためには必要ですが、宿便や腸内環境の改善にはビフ
ィズス菌と食物繊維が主に必要
になります。つまり、大腸内では、数の上でもビフィズス
菌が乳酸菌の1000倍とも言われるほど圧倒的に大多数を占めています。そして、もう
1つの特徴は、ビフィズス菌は乳酸菌と同じく糖を分解して乳酸を作り出しますが、それ
に加えて酢酸も作ります。この酢酸が悪玉菌の増殖を抑制したり、腸内環境を整える大き
な働きをしているのです


             

さらに、もう1つ必要な要素は食物繊維で、こちらは腸内細菌の善玉菌を増やすエサにな
ることと、腸を刺激して蠕動運動を促したり、デトックス作用により腸内に溜まった毒素
や有害物質などを体外に排出する働きもあることから、便秘や腸内環境というテーマでは
必ず出てくることになっています。

ところが、この食物繊維にも、難消化性デキストリンなど水に溶けやすく、腸管内でゲル
状になり、便の移動をスムーズにする働きの水溶性と、セルロースなどの水に溶けにくく、
腸内で水分を吸収して膨らみ便量を増加させることで排便を改善する不溶性の2種類があ
り、それぞれをバランスよく摂取する必要があることも覚えておく必要があります。

少し前までは、さまざまな食材を分析しながら、これらの腸内環境を改善するための調理
を考えなければなりませんでしたが、最近は「売らんがための宣伝文句」に引っ掛からな
いように、しっかりとした知識を身に着けて選べば、1日1杯お茶を飲むだけで宿便対策
ができてしまうというほど優れた「快調茶」というものもありますので、興味のある人に
は、個人的にもおすすめしたいと思います。



 

 

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