意外に知らない皮下脂肪・内臓脂肪・中性脂肪の違いと適正値

意外に知らない皮下脂肪・内臓脂肪・中性脂肪の違いと適正値

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1.皮下脂肪・内臓脂肪・中性脂肪とは

いずれの脂肪も、その名称はよく知られていますが、実際のところその違いについてはあ
まり知られていないことが多いようです。それは、もともと脂肪の特徴や役割について学
ぶことで脂肪名を覚えたというより、美容や健康上の問題として知ったという人が多いか
らかも知れません。

つまり、美容上の問題として皮下脂肪を知り、健康上の問題として内臓脂肪や中性脂肪を
知るといった感じです。結論から言いますと、これらの脂肪は存在する場所と役割の違い
だけです。

まずは、大雑把に説明しますと、食事で摂取されたり、肝臓で合成された中性脂肪(TG)
は、血液中に含まれて全身に運ばれ、臓器や筋肉を動かすためのエネルギー源として使わ
れます。そこで使いきれずに余った分が、皮下脂肪や内臓脂肪として脂肪組織に蓄えられ
ることになります。このようにして、脂肪組織に蓄えられた中性脂肪のことを体脂肪と呼
んでいます。

血液中に溶け込んでいる脂肪のことを血中脂質と言いますが、中性脂肪・コレステロール
・リン脂質・脂肪酸の4つがあります。体を動かすエネルギーとなるのは糖質ですが、糖
質が不足すると、中性脂肪がエネルギーとして使われるのです。

しかし、摂取エネルギーが過剰(食べ過ぎ)になり、中性脂肪の出番がなくなると、皮下
や内臓周辺の脂肪細胞にどんどん蓄えられて行きます。このようにして体脂肪(皮下脂肪
・内臓脂肪)が必要以上に増えた状態が肥満ということになります。

美容のためにダイエットなどで脂肪を落とそうとするのが皮下脂肪で、生活習慣病対策と
して脂肪を落とそうとするのが内臓脂肪ということなのです。

2.中性脂肪が増える原因と適正値とは

中性脂肪が食事と深くかかわっているということは、ほとんどの人が知っていて、脂とい
うからには、脂っこいもの(脂肪分の多いもの)を控えれば良いと考える人も少なくあり
ません。しかし、糖質やタンパク質も過剰に摂取して余ると、中性脂肪に変換されて、最
終的には皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられることになります。なので、食事を控えるな
ら、脂肪分だけではなく、すべての量を減らすことが必要です。特に、甘いものやアルコ
ールは中性脂肪を増やしやすいと言われています。

また、同じく血液中に存在するコレステロールも生活習慣病の原因として取り上げられる
ことが多いですが、中性脂肪が増えるとLDLコレステロールも増えやすく、HDLコレ
ステロールが減少しやすいとされていますので、健康診断などでコレステロール値や中性
脂肪値だけに注目するのではなく、総合的に判断して対処する必要があります。

中性脂肪の基準値は、空腹時30~149mg/dLとなっています。

いずれの脂質が異常になっても、ほとんどの場合に自覚症状が現れることはありません。
そして、いずれの場合にも対策の基本は「腹八分目」と「運動」をすることです。

内臓脂肪は、メタボ基準であるウエスト85センチ(男性)、90センチ(女性)以上と
されていますので、該当する場合は、今すぐ食事と運動で調整するようにしましょう。

皮下脂肪については、健康的なリスクはあまり大きくありませんが、美容的には気になる
人が多いかも知れません。長期戦になりますが、同じく腹八分目と運動で改善して行きま
しょう。最初は内臓脂肪から落ち始めて、次に皮下脂肪が落ちるのが普通です。

運動はウォーキングなどの軽い有酸素運動がおすすめです。時間のとれない人は、ヒマを
利用して室内でもできる運動器具もありますので活用してみましょう。