暑い日の頭痛は熱中症を疑ってみる、頭痛薬・鎮痛剤はNG

暑い日の頭痛は熱中症を疑ってみる、頭痛薬・鎮痛剤はNG

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1.熱中症と頭痛

暑い日に頭痛がするという人は多いですが、その多くは熱中症によるものです。しかも、
頭痛が起きているときはすでに「中度」の熱中症の症状とされていますので、昼夜を問わ
ず迅速に対処する必要があります。

熱中症で頭痛が起きるメカニズムは、体温が上がると熱を下げようとして、大量の発汗に
よる水分や塩分の不足、そして熱放散(体の表面から熱を逃そうとすること)による体の
表面での血液の滞留などにより、脳への血流が低下するためです。

ただ、そこに至るまでの前段階(初期)症状もありますので、そこを見逃さずにしっかり
対処するのがベストな方法です。初期症状としては、主に「軽い脱水症状」で、めまい・
立ちくらみ・大量の汗・筋肉痛・こむらがえり、といったものになります。これは、体内
の水分や塩分が不足したために、一時的に血圧が下がり、酸素不足により起きる症状です。

この時点では、まだ頑張りがきく状態ですが、そこで頑張るのではなく、涼しい場所に移
動して、水分や塩分を補給して、安静にしながら回復を待つようにするのです。

これよりさらに脱水が進むと、今回のテーマである頭痛・嘔吐・虚脱感などの症状が現れ
る中度の熱中症ということになります。ここでよくする間違いに頭痛薬や鎮痛剤を飲むと
いうことです。本来、頭痛薬や鎮痛剤というものは、炎症による痛みに使用するものなの
で、脱水状態でそのような薬を使用すると腎臓への負担が大きくなり腎障害を起こすリス
クもありますので注意して下さい。

2.頭痛の対処法

熱中症による頭痛の場合は、まずは涼しい場所に移動することです。屋外であっても、車
があればエアコンを効かせて冷やすようにしましょう。そして、水分を補給し、できれば
塩分の補給もしましょう。食べられるようなら塩せんべいのようなものでもかまいません
が、近くに自販機があるなら、スポーツドリンクのようなものを飲むようにしましょう。

そして、冷たいタオルや保冷剤など、冷やすものがあれば、太い血管のある部位(首の両
側、脇の下、足の付け根の前側など)を冷やすようにして下さい。

適切に対処すれば、頭痛は普通は24時間以内に改善すると言われていますので、もし適
切に対処していても頭痛が治らないという場合は、医療機関で診察を受けるようにして下
さい。

ただ、熱中症による頭痛は、暑い日中に起こるのはもちろんですが、日中は何事もなく過
ごせていたのに、夜になって起きることも少なくありません。これは、炎天下というより
家にこもった熱があまり下がらず、室温が高いまま寝てしまったために熱中症になるとい
ったケースが多いようですので、就寝時刻までに涼しい環境作り、経口補水液などを準備
しておくことも大切です。

私は冷却ベストを使っていますが、外出時はもちろん寝るときも快適です。長時間の外出
では、スーパーで買った予備の保冷剤を凍らせて保冷バッグに入れて持ち歩き、適当な時
間に交換すると効果を持続できます。興味があれば試してみて下さい。