暖房が効き過ぎることで発症する暖房病の症状と対処方法

暖房が効き過ぎることで発症する暖房病の症状と対処方法

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.暖房病の症状

暖房病とは、もちろん正式な病名ではありませんが、暖房を使用することで起きる体調不
良全般のことを言います。暑い時期には冷房病という言葉もあり、よく似た症状をイメー
ジするかも知れませんが、その原因も症状も全く違います。

冷房病とは、冷房の効いた室内と外気の温度差の大きさで自律神経が乱れ、その結果現れ
てくる諸症状のことですが、暖房病とは、体が温かくなりすぎることで起きるさまざまな
症状のことを言います。

暖房病の代表的な症状としては、肌や粘膜質の乾燥、頭痛、吐き気などがあります。暖房
のよく効いている部屋は非常に乾燥した状態になり、人間の快適湿度とされる50%前後
をはるかに下回ってしまうこともあります。すると、肌や目・喉などの粘膜質が乾燥して
しまいます。

また、温かい空気は上に行きますので、部屋全体が均等に温まることはなく、上半身だけ
が温かくなりすぎてのぼせ状態になります。すると、めまいや頭痛、吐き気、発汗などの
症状が出るようになるのです。そして、これらの症状の根底にあるのが脱水症状です。

寒い季節は、もともと空気が乾燥していて湿度が低くなっていますので、そんなときにエ
アコンなどで暖房すると湿度は著しく低下してしまいます。さらに、汗をかきにくい季節
でもあり、水分補給の機会も少なくなる傾向にありますので、自覚症状がなくても脱水状
態(隠れ脱水)になっていることが多いのです。

水分が不足して脱水状態になると、血液もドロドロとして流れにくくなりますので、酸素
や栄養が行き届かなくなり、その結果、頭痛や吐き気を引き起こすことになるのです。つ
まり、暖房病の症状の原因は「脱水」であり、冷房病の「自律神経の乱れ」とは根本的に
違うものになります。

2.暖房病の対処

暖房病の症状は頭痛や吐き気となって現れてきますが、実はその段階まで行くと、症状と
してはかなり進んだ状態にあります。そろそろ病院へ行く必要があるかもという段階でし
ょうか。しかし、暖房病はいきなり頭痛や吐き気となって現れるのではなく、もちろん初
期段階に現れる症状もあります。

それは、口内が粘つく、肌がかさつく、目がゴロゴロする、といった症状です。温かい部
屋で、このような症状を感じたら、まずは「水分補給」をしましょう。入手可能なら経口
補水液などが効果的です。ただし、重症化している場合や、高齢者の場合は自力回復が難
しいこともありますので、内科や救急科で点滴治療を受けることが必要な場合もあります
し、血圧の低下や意識障害が見られる場合には救急車の手配が必要なこともあります。

暖房病の予防としては、こまめに水分補給をすること、食事は水分の多いもの、加湿器な
どで湿度を保つようにすることなどです。とは言っても、職場などで個人的に予防するこ
とは難しいかもしれませんが、そのような環境でも、できるだけ対策を考えるようにする
気持ちは大切です。机の前に水を入れたコップを置くとか、濡れたタオルを干したりする
といったことならすぐ出来ます。また、当然のことですが、どこにいても水分補給の機会
を逃さないように意識しましょう。

職場でも家でも、すぐに使えるように経口補水液を常備しておくと役に立ちます。暖房病
だけではなく、季節を問わず水分補給が必要なときに、あわてることなく対処できます。