寒い冬(急激な温度差)には脳卒中対策を!命あっての物種

寒い冬(急激な温度差)には脳卒中対策を!命あっての物種

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1.寒さと脳卒中

寒い季節にはインフルエンザや冷え性などの問題が取り上げられることが多いですが、実
は、脳卒中の起きやすい季節でもあるのです。脳卒中とは脳の血管に障害が起こる病気の
ことで、脳の血管が詰まった場合は「脳梗塞」、脳の血管が破れた場合は「脳出血」、脳
の血管にできたこぶが破れて、くも膜の下で出血した場合は「くも膜下出血」といいます。

いずれも一度は耳にしたことのある病名だろうと思いますが、実は、この脳卒中の発症が
多くなるのが冬場の寒い季節なのです。人間の体は、寒いと感じると血管が収縮して血圧
が上がります。この状態がそもそも脳の血管に負担をかけている訳ですが、それが続くと
血管が破れたり、血管内のこぶが破れやすくなります。つまり、脳出血やくも膜下出血に
なりやすいということなのです。

           

特に、近年は極寒とか最強寒波とか勇ましい言葉をよく見かけますが、その名の通り、日
中でも気温が上がらず、最高気温でも氷点下ということも珍しくなくなっていますが、そ
のような環境で、うっかり暖かい部屋から、無防備な状態で外へ出た瞬間に急に起きるこ
とも少なくありません。

脳卒中は、一度発症すると、重度の場合は死に至ることもありますし、命は助かったとし
ても、脳が受けたダメージによる後遺症を生涯に渡って引きずることになります。

脳出血の初期症状としては、脳梗塞と似ており、意識障害・半身麻痺・感覚障害・言語障
害・視野障害などがあり、くも膜下出血では、激しい頭痛や意識障害が突然現れますが、
麻痺が見られることは少ないようです。

いずれも、突然起こることが多いので、寒い日の深夜のトイレなど単身で行動するときは
十分な注意が必要です。

2.脳卒中の予防

脳卒中を発症すれば、その後の人生に何らかの後遺症が残ることになりますので、未然に
防ぐことが大切です。では、その予防法とは何かと言うと、基本は生活習慣の改善という
ことになります。脳の血管も高血圧も生活習慣と関係しており、直接の引き金は寒波であ
っても、脳梗塞も脳出血もくも膜下出血もすべて生活習慣の延長線上にあります。

脳梗塞のリスクを高めるものとして、糖尿病・脂質異常症・高血圧症などの生活習慣病と
喫煙・肥満などがあります。脳出血やくも膜下出血の発症リスクを高める要因としては、
喫煙・飲酒などが大きいと言われていますので、まずは禁煙をすることでしょうか。

日頃から脳卒中リスクを減らす生活をしながら、寒い冬には「外気温度と室内温度の差を
少なくする」ことです。と言っても、室内の温度を氷点下にするということではなく、暑
くなり過ぎないような温度設定にして、室内を出るときは防寒具を身に着けることで調整
するということです。

              

また、すでに美容や健康に良いことで知られているビタミンCなどの抗酸化ビタミンも、
喫煙習慣がなければ、脳卒中の発症リスクを抑える働きがあると言われていますので、こ
れを機に「禁煙」「抗酸化ビタミン類」の摂取を考えてみると良いかも知れません。

防寒具に関しては、要は寒いと感じなければ特にどのようなものということでもありませ
んが、やはり頭部の防寒はこだわりたいところです。私はこちらのフードウォーマーを使
ていますが、この冬一番快適なのが頭です。(笑)各自でニット帽など頭を冷やさない方
法を考えてみて下さい。


 

 

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