認知症の始まりのサインは日常生活における小さな異変

認知症の始まりのサインは日常生活における小さな異変

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   認知症のサインを知る   

認知症と言えば、もう手の施しようがないと思われがちですが、周囲の人が早く気付き、
しっかりとした治療を受ければ、完治できないまでも症状の進行を遅らせたり、改善する
ことも可能であると言われています。

つまり、認知症の「早期発見」「適切な治療」が、その後の人生に大きく影響してくるこ
とになります。しかし、実はこの早期発見というのが意外に難しく、気付いたときにはも
うすでに重症化していることが多いとも言われています。

それは、認知症は急に発症するものではなく「進行性」の病気で、長期間かけて重症化し
ていくためで、日常生活における多少の異変があっても、あまり重視されないことが主な
原因です。そして、その初期症状を見逃してしまう最大の原因が、一般的に認知症に関す
る知識が乏しいことにあります。

では、その認知症の初期症状とはどういうものかということですが、専門書などを見ても
「周辺症状」とか「中核症状」とか、初心者には理解しにくく、言葉を覚えるのが精一杯
というところではないでしょうか。

           

認知症とは、脳の細胞が破壊され「記憶」「判断」「認識」能力に障害が出る病気です。
これらの障害のことを「認知機能障害」と呼ぶのですが、それによって現れる症状のこと
を「中核症状」と言っているのです。

そして、この中核症状に伴って起こる症状が「周辺症状」と呼ばれるもので、妄想やうつ
といった「心理症状」や徘徊や食行動異常、暴力・暴言といった「行動症状」がその代表
的な症状です。

つまり、中核症状(認知機能障害)は、認知機能が低下することで誰にでも現れる症状
あり、周辺症状は本人の性格や生活環境などにより左右されます。

なので、認知症の初期症状を早期に発見するためには、中核症状の初期症状をしっかり覚
えておくことが役に立つのです。

その代表的なものは「同じことを何度も言う」「忘れ物や探し物が多くなる」「約束ごと
を間違える」「性格が変わる」「単純な仕事に時間がかかる」「何でもないミスが目立つ」
「身だしなみにかまわなくなる」といったことが複数当てはまる場合は、認知症や軽度認
知阻害(MCI)を疑ってみることが認知症の早期発見につながるのです。

   主な認知症の初期症状   

認知症と言っても「アルツハイマー型」「レビー小体型」「脳血管性」「前頭側頭型」が
あり初期症状も違いますので、その大まかな特徴を覚えておきましょう。

           

認知症の過半数を占めると言われるアルツハイマー型では「もの忘れ、もの盗られ妄想」
「料理など複雑な作業ができない」といった症状がよく知られています。

レビー小体型は「幻視」「パーキンソン症状」「うつ症状」が分かりやすい症状ですが、
記憶障害が現れにくいので「うつ病」や「パーキンソン病」と間違えて治療していること
もよくあります。幻視(実際に存在しないものが見える)が決め手になることが多いと言
われています。

脳血管性は、脳梗塞などの脳血管障害が原因で「まだらボケ」が特徴で、その後は脳のダ
メージを受けた場所によりさまざまな症状が現れます。

前頭側頭型(ピック病)は、前頭葉が萎縮していくため「失語」「脱理性」「反社会的行
動」などの症状が現れますが、記憶はしっかりしているので認知症と気付きにくい面もあ
ります。

普通はアルツハイマー型が多いので「もの忘れ」「もの盗られ」症状に注意が向きますが、
ときどき認知症の症状として理解していないようなケースもありますので、日常生活の中
今までと違う異変に気付いたら、その時が認知症を疑ってみるときです。

また、高齢になれば多少なりとも記憶障害的な症状も現れますし、認知症は発症するずっ
と以前から見えない兆候もあると言われていますので、知力健康サプリメントなどで脳に
も栄養補給をしておくことは決して無駄ではありません。



 

 

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